8月24日(日)早朝散策→国立博物館→ドロップインセンター訪問→バンコクへ
《2008.8.24》
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※8月23日以前の日記は、前ページに掲載
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チェンマイでの2日目は、早朝にまちを散策。朝食客を迎える準備中の市場を通り抜け、古代住居(復元)や鉄橋など古都らしい雰囲気を味わいました。鐘の音に誘われたお寺の境内では、参詣者がどんどん増え、祈りながらかごから鳥を放つ人も見ました。放鳥、放魚、放亀などは、タンブン(徳を積む)のひとつのようです。
午前中は、息子が昨日の病院で治療を受けるので、私たちは、チェンマイ国立博物館に行き、ランナー王国やチェンマイの歴史など関する展示物を見学。博物館では、これこそ「水部屋」と実感できる本来のタイ式のトイレ(実用)にも出会いました。
治療を終えた息子と合流して、チェンマイ市内にあるストリートチルドレン支援施設を訪ねたのですが、最初に訪問したギャラリー「ローデック」は、あいにくお休み。ここは、ストリートチルドレンたちの作品を展示販売するショップで、お土産を買うつもりだったのに残念でした。
●ドロップインセンター…ストリートチルドレンの緊急避難場所
次に訪ねたドロップインセンターは、繁華街に近い場所で、子どもたちが自由に遊びに来たり、スタッフがフィールド調査などの活動で子どもたちに接する拠点です。指導員のポツさんが、助けられた子どもたちの状況を壁の写真で説明し、また、実際にまちに出て使っている手作りの啓発パネルを示しながら、この施設の活動状況について話してくれました。また、訪問終了後、ポツさんと一緒に玄関で見送ってくれたパチェラーちゃんは、片言の日本語で私たちを歓迎。きっと、日本人ボランティアから教わったのでしょう。