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《2003.11.2〜6》
11月2日(日)北京空港では半袖の人も。厚手のコートを着ての帰国は苦痛でした。
初めて見る中国の大地。視界に写るすべてを見たいという衝動に駆られました。空港周辺ではニュータウン建設が進んでいるらしく、中層ビルの団地がいくつも見えます。しかし、空港での手続きはいかにも官僚的で、印象は最悪です。関西空港への全日空便の乗り継ぎ時間が4時間あるのですが、入国はあきらめ、ひたすら疲れに耐えました。さらに予定便の出発が半時間の遅れ。その上、関空で受け取ったスーツケースに損傷があって、手続きに時間を要すなど、さんざんでした。それでも、全員無事に帰国。参加メンバーからは、「充実した合宿だった」とお礼のことばをいただきました。その成果を生んだのは、添乗員の守井彩子さんのきめ細かな働きによることも、みんなが認めるところです。「走る添乗員」…誰かがつけたニックネームそのままに、機敏で完璧なすばらしいサポートをしていただきました。
11月3日(月)文化の日。朝から一日中、雨が降り続きました。
朝いちど寝床を出て、すっかり季節変わりした鉢植えの手入れ。朝食後に横になったら、そのまま眠ってしまいました。目覚めたのは午後2時、訪問した諸国の時間では朝6時です。生活リズムが戻るまで多少の時間がかかるのでしょう。お陰で、13日分(10/22〜11/3)の日記を徹夜で仕上げることができました。
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11月4日(火)「暑い!」…外出に厚手コートを欠かせなかった国々から帰った実感です。
とにかく、留守中にたまっていたご相談など、急ぎのものに電話でのご返事を差し上げました。多量の郵便物には、まだ手を付けられない状態です。しばらくお許し下さい。また、お急ぎのご用件は電話かメールをいただければ、幸いです。
11月5日(水)ヤマボウシが葉を散らしているのにハイビスカスが咲く…妙な気候です。
ひたすら相談事の処理。そして、ヨーロッパ合宿での収集資料を整理とメンバーへの送付準備をしています。議会の控室にフラッと訪ねてきた民主党議員からは、某選挙区での公認候補をめぐるボヤキを聞かされました。「真剣に離党も考えた…」とか。「主要閣僚名簿」を発表して、政権交代への“希望”に賭ける菅直人さんも、各地に苦しい難問を抱えているのでしょう。
これまでに栃木県や山口県の方から「記事を読んだ」というご連絡があった、共同通信配信のインタビュー記事をやっと見ることができました。掲載日はまちまちですが、信濃毎日新聞は10月24日夕刊「くつろぎトーク」で紙面の約半分。四国新聞(10月22日)、新潟日報(10月27日)、京都新聞(10月20日)の各紙にも、「こんにち話」というタイトル記事で大きく掲載されています。
11月6日(木)カランコエが2度目の花を付けています。ドイツでも同じ花を見ました。
堺市のスポーツ振興審議会に委員として参加。「市民オリンピックの見直しを…」。大阪体育大学の永吉教授の発言に対して、委員の一部や市教委側から過敏な反応があったのですが、永年にわたる事業を点検してみることは当然のこと。「率直な問題提起を伺うべきだ」と主張しました。また、私からは、「学校でのスポーツ部活の現状と地域スポーツ活動の連携なども話題としたい」と提案。合わせて次回のテーマとすることになりました。