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《2003.11.24〜27》
11月24日(月) トウカエデの紅葉が鮮やかです。昼すぎから冷たい雨が降り始めました。
今朝の新聞に高知県知事選の様子と選挙情勢が報じられ、あらためて昨日のリレー・トークを思い起こしました。野中広務・元自民党幹事長は「我が党の中にも心ある人はいる」と言い、田中康夫・長野県知事は「自治体改革の先鞭をつけたのは橋本県政」と率直に評価しました。さすがに迫力満点のトーク終了後、名刺を交換した田中知事から「サカグチ・シンロクを助けてあげてよ…」と語りかけられ、一瞬「えっ誰?」と聞き返そうとしたのですが、すぐに高石市長の「阪口伸六」さんだと理解できました。まじめな住民意思を確認して、“合併利権”をねらう人たちと闘う阪口市長とも、共通の思いをお持ちのように見受けます。
11月25日(火) 一昨年、鉢から花壇に植え替えたシクラメン。葉の奥につぼみが…。
「ニュース・レター」の配布が一部の地域で遅れています。12月7日に開く「合併・指定都市を考えるつどい」の案内を挟み込む作業に思ったより時間を要したことや、しばらく雨の日が続いたためです。この2〜3日、折り込み作業を手伝っていただくために何人かのボランティアをお願いしました。中には、昨年来の心の痛みを少しずつ癒されて元気になって下さったMさんのような方も…。お陰様で、明日あたりから、また配布にかかれそうです。
ところで、12月議会の開会を控えて、市役所の控室には千客万来。出席費用弁償の廃止(または制度改定)をめぐる議論も、27日の議会運営委員会から本格化します。それに今日の衆議院予算委員会では、民主党の菅代表が自衛隊のイラク派遣問題で小泉首相に切り込んだ論陣を張っていました。9月議会で、「イラク派兵反対決議」を否決する立場に回った民主党堺市議の皆さんは、今度の議会でどのような対応をするのでしょうか。
11月26日(水) 天候も回復し、暖かくて穏やかな一日でした。
朝から来客が続きました。芦屋市から、立命館大学生のYさん。お年は教えてもらえませんでしたが、「お子さんも大学生」だという法学部3回生です。ゼミで私の名前が話題になって興味を持って下さったとか。今後も、都市政治研究所の勉強会に参加していただけるそうで、その向学心に敬服します。続いて、住宅地区でのウィークリー・マンション建設計画の撤回に成功した泉北ニュータウン・竹城台自治会の皆さん。あの運動の勢いを持続して「地区計画」の策定に取り組んでいるという、うれしいお話を伺いました。良好な住環境を自分たちの手で守ろうとする住民たちの積極的行動に、堺市はどのような行政協力ができるのか、その役割が問われます。
11月27日(木) いじらしく咲き続けてくれるハイビスカスも、さすがに小さくなりました。
今日の議会運営委員会には、「出席費用弁償1万円」について、私たちの廃止案のほか、公明党やフェニックス民主議員団からも制度の改定案が提出され、事態は確実に動き始めました。また、夕刻の関西テレビニュースでは、住民説明会のために美原町役場が作成した資料について、「合併しない場合は水道料金が1.5倍になる」などとする算定書類がねつ造されていたことが報じられました。合併を巡るモラルハザードが各所で起こっています。
◆12月議会を控え、明日から志木市、町田市などの調査に出かけます。日記の更新は30日の予定です。