勤務先の学校教員のご子息が事故で急死されました。ここ2〜3年、まだ20歳代のお子さんのご葬儀に参列する機会が何度かありましたが、ご両親のお悲しみを思うと胸が痛みます。もっともっと命が大切にされる世の中をつくらなければ…。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
長野県佐久市に住む大学時代の友人から、知事選挙の結果についての熱のこもった長文の手紙が届きました。土建行政とこれに絡む前々知事や市町村長、それに議員らのどうしようもない特権意識に対する県民の思いが、田中康夫(前)知事の圧倒的勝利をもたらせたことがよく分かります。それに、これからは県民自らが地方政治に関わらなければ…という意欲も溢れるもので、ご本人の了解が得られたらこのHPへの掲載も考えています。
9月14日(土)  さすがの猛暑も、少しずつ和らいでいます。そして、秋の気配…
《2002.9.14〜17》
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※9月13日以前の日記は、前ページに掲載
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9月15日(日)  今日は、敬老の日。65歳以上が総人口の18.5%になったとか。
毎年お招きいただいている地域の敬老祝賀会に出席。昨年とちっとも変わらない元気な方々にお目にかかりました。旧友の田中良太さん(元毎日新聞記者)が今朝送ってきた『崩壊日誌』に、「敬老の日が国民の祝日となったのは、1966(昭和41)年からだが、このころから、老人が暮らしにくい社会が成立した」と書いています。早速、祝賀会の挨拶に引用したら、うなずかれる方が多く、持論の「シニア・パワーの政治参加」に及ぶ話をさせてもらいました。
午後は、事務所で「ニュース・レター」の発送準備。ボランティアが5人も来て下さって、夕刻までに予定の作業は終了しました。ありがとうございました。
9月16日(月)  昨夜は毛布を引っ張り出すほどだったのに、日中は残暑が戻りました。
自宅周辺(いわゆる「地元」)で以前からご支援下さっている皆さんに、「ニュース・レター」と「地域活動再開の“ワケと決意”」をお届けしました。自転車で1日かけて、およそ300軒。ポストに投げ込ませていただくだけなのですが、たまたま表に出ていらっしゃって、お世話になった何人もの方々にお目にかかることができました。(振替休日ということもあったのでしょう。) それに、どなたもがいつまでもご心配下さっていて、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。なお、一部地域では、ボランティアで配布も引き受けていただき、ほんとうに頭が下がります。
9月17日(火)  一日中雨。ときには激しく。そして重くてつらいニュースが入りました。
小泉首相の訪朝によって、北朝鮮側が“拉致”の事実を認めて明らかにした安否情報で、すでに6人の方々が死亡していたというニュースが流れています。ご当人はもとより、ご家族の悲しみや無念さを思うと、小泉さんならずとも言葉がありません。こんなにもあからさまな人権剥奪の野蛮行為を認めることはできません。そして、また、かつての日本が、朝鮮人や中国人を“拉致”した強制連行・強制労働の歴史を忘れることもできないと思いました。一説では、「1940〜45年の間に日本に連れてこられた朝鮮人は120万人余り」とも言われています。