《2004.1.6〜10》
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1月6日(火) いよいよ「寒の入り」。暦どおり寒い一日となりました。
午前中は、堺消費者の会からお招きを受けて、今年の初会合にお邪魔しました。ほぼ10年ぶりの懇談ながら、出席メンバーの熱気は変わりません。酪農団地の問題などをテーマにスピーチを求められていたのですが、私が話をするよりも皆さんの鋭い指摘に教えられることがいっぱいありました。午後、新年のご挨拶で市内を少し回ってから市役所へ。行政当局から、ホームレス自立支援施策やスポーツ振興審議会の視察予定などについて説明を受け、また、このところ立て続けにいただいていたご相談の処理に当たりました。
1月7日(水) 恐れていたとおり、街頭活動の初日から厳しい冷え込みです。
夜明け前に事務所を出て、泉ヶ丘駅前に立ちました。「街頭演説初め」なんて言葉はないでしょうが、新年の挨拶を交わして下さる方も多く、普段の街頭活動とはちょっと違った雰囲気です。ボランティアの皆さんも年明け早々からたくさんご参加下さって、凍える手を暖めながら、「ニュース・レター」を配っていただきました。午前中、泉北ニュータウンを回り、ご相談を受けていた現場も確認。午後、市役所に行って担当課と対策を協議しました。
1月8日(木) 冷え込みはさらに厳しく、泉北ニュータウンでは小雪も舞いました。
栂・美木多駅前での街頭活動。一段と寒さを体感する朝で、ホームに向かう方々もいつもとは異なる早足です。それでも、「24日の市政報告会に参加します」との声をかけて下さるなど、皆さんの熱い視線を感じました。冷え込みが続き、夕方2時間あまり立っていた堺東駅前では、身体中が凍えてしまいそうでした。しかし、ここでも激励や共感のメッセージをたくさんいただき、中にはポケットからお金を取り出して「カンパです」と言われる方も…。皆さんの暖かさに支えられて、寒中街頭活動を乗り切れそうです。ありがとうございました。
1月9日(金) 朝の冷え込みはますます厳しくなって、頭の中まで凍りそうです。
地元、新金岡駅前での街頭活動です。今朝は、近さゆえに気が緩んだのでしょうか、ボランティアの方々が私よりも20分も早く現場に到着。寒い中でお待たせしてほんとうに失礼しました。でも、さすがに30数年暮らしたまちです。配布する「ニュース・レター」に手を差し出して下さる方が多く、ボランティア・メンバーにも気持ちよく渡していただくことができました。終了後、事務所で「都市政治研究所ニュース・レター」をほぼ完成し、午後遅く市役所に出かけました。
1月10日(土) 寒さは少し緩み、事務所に飾った蝋梅のつぼみが膨らみ始めました。
「都市政治研究所ニュース・レター」や同封する資料を印刷するため、事務所スタッフの1人は午前中から出勤。もう1人にも午後から出勤してもらって発送作業を終えました。この間にも来客や電話での市政相談など、バタバタした一日でした。来客のひとりは、1月2日の日記(前ページ)で名文句をご紹介した西村文美恵さん。彼女の作品が、「(社)日本盲人連合」(略称=日盲連)が主催する全国文芸大会の川柳の部で第1位に選ばれたという話を聞きました。
日盲連のホームページに掲載されている作品は、「ヘルパーがセールスマンの顔で来る」。探求心が旺盛で、表現力も豊かな西村さんには、いつも感心させられます。