2月18日(水) 街頭活動に向かう夜明けが早まり、暖かさも確実に増しました。
※2月17日以前の日記は、前ページに掲載
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《2004.2.18〜20》
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今朝は泉ヶ丘駅前での街頭活動。終了後ニュー・タウンを回って地域配布をお願いしました。午後は、第9回合併協議会を傍聴するため、美原町の中央公民館へ。いっときは会場から溢れるほどだった傍聴者の数も、協議会の回を重ねるごとに少なくなりました。結局のところ、事前調整と事務局のお膳立てに乗って進められる形式的な審議としか感じられない会議に、様子を見に来た市民の多くは失望感を抱かれたことでしょう。
今日も、議案とは関係のない発言が相次いで、さすがに委員のひとりから議長役の会長に苦言が呈されました。しかし、そのやりとりのなかで見過ごせないは、堺市側のある委員が「美原町議は住民2千人に1人の割合だが、堺市議は1万5千人に1人…」と発言したことに対して、「失礼だ、取り消せ」と迫る発言があったことです。暴力的な言葉遣いで、事実に即した発言の取り消しを迫るこの事態は、住民意思を顧みようとしない今回の合併の本質を垣間見せています。
こんな雰囲気に触発されたのでしょうか、ここしばらく下品な発言を慎んでいた美原町の議長がだめ押しの議題外発言。水道料金引き上げの算定根拠を質す住民らとのやりとりについて、事実をねじ曲げての悪口雑言に、傍聴席ではあきれ顔のため息が広がっていました。
ところで、今朝の読売新聞が、「美原町議 “合併太り” お願い? 報酬2倍  『全員、堺市議にして』」との見出しで、在任特例の適用要求について報じています。合併協議会では、「マスコミの中傷」などの発言もあったのですが、この記事のことを指しているのでしょうか。
2月19日(木) 雨水。「雪や氷が溶けて水となる日のこと」だそうですが、もう温みそう…
朝は栂・美木多駅前で、夕方は堺東駅前で街頭活動を行いました。「美原町議全員18人の受け入れに7億円が必要」という話は、多くの方々の怒りを誘っているようです。「やっぱりそうか」「これやから議員は信用できへん」「堺市は、合併のメリットやデメリットなどをもっとはっきり示すべきだ」…さまざまなお声が返ってきます。
なお、朝夕の街頭活動の間に、24日から始まる議会に提案される来年度予算の概要説明を受けました。難病患者見舞金の廃止や障害者(児)給付金の廃止など、歳出削減策の説明は、そのまま夕方の街頭演説の素材となり、市民のみなさんにさらにビンビンと響いたようです。
2月20日(金) すでに“春”の陽気。まだ三分咲きの梅も、芳しい香りを漂わせています。
2月定例会の初日本会議(24日)のための議会運営委員会。過日の議会のあり方委員会で合意した、新庁舎での本会議モニター放映の実施などを決めました。なお、手話通訳の申込期限(15日前)が気になったので「弾力的運営」を提案し、確認しました。
ところで、議運終了後、議長がまた会派代表者会を招集。美原町議会から、「合併後最初の選挙に定数特例を適用し、美原町独自に市議を選出する」という追加要求があったので、「意見を聴きたい」とのこと。私は、要求内容が前回と変わった理由を質したのですが、議長からは「分かりません」との答え。いったいなぜ、失職するはずの町議を在任特例で2年間堺市議とし、さらにその後の選挙で定数特例を用いることが必要なのか。この会議で理由の説明もできないのに、どうして市民の皆さんの理解を得ることができるのでしょうか。きちんと議論する場を設けることを求めました。