《2004.4.23〜26》
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※4月22日以前の日記は、前ページに掲載
4月23日(金)植えて3年目の「白山木」(?)が、裏路地で静かに咲いてくれていました。
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清水谷高校の同級生、谷本整治君の葬場祭に参列させてもらいました。「父が亡くなりました」…との連絡を下さったご次男とはいささかの面識もないのですが、私が送っていた「ニュース・レター」などから関係を知り、電話をいただいたようです。日本で最初の美容学校(1915年創立)・大阪美容専門学校の理事長だった谷本君は、隣の和泉市に居を構えていることもあって、しばしば私の激励宴を開いてくれた人。病気のことなど一言も語らず、突然のお別れとなりました。ときには思想信条の異なりを超える「同窓」というつながりの強さは、日本独特のものなんでしょうか…。
4月24日(土)この時期でも「寒の戻り」というのでしょうか? 気温が下がりました。
昨年の今ごろは、選挙の真っ最中。この1年間の活動を振り返る「市政報告会」を開催しました。「活動報告書」でお知らせしただけなのに「出席します」とのご連絡が相次いで、「報告書」が読まれていることを実感しました。お集まり下さった方々の関心も高く、合併・指定都市、東西鉄軌道計画、カジノ誘致など、今後の市政を左右する大問題への発言が目立ちました。また、障害者見舞金廃止問題、高齢者パス、シルバー割引制度など、身近な課題についても多くの注文をいただき、たくさんの宿題ができた感じです。
4月25日(日)肌寒い日が続き、また、冬服を引っ張り出して着ています。
美原町の住民運動の様子を見てきました。何の利害も持たない“ただの住民”というのは、こんなに強く、またねばり強いのかと、ほとほと感心させられます。2度も否決された「住民投票」の直接請求を、こんどは議会の議決を必要としない「リコール」運動としてやっているのです。3人ほどがチームを組んで地域に入り、一軒一軒を訪ねて署名を依頼するという、まるで「ローラー作戦」とも呼べそうな地道な行動が多くの人たちに受け入れられているようです。
他方、堺市民が美原町との合併に関する「住民投票」を求める直接請求は、4月28日の臨時議会に上程される予定で、明日、そのための議運が開かれます。
4月26日(月)「明日から大荒れの天気になる」とか…。そんな予感がする一日でした。
堺市長が招集した4月28日の臨時議会には、直接請求による「住民投票条例」だけでなく、美原町との合併関連議案が上程されます。それだけに「市長与党」を自認する会派の対応は念入りで、今日の議会運営委員会を開会する前、「与党会派」だけの意見調整をしていた模様です。このため、議運席上では、「@請求代表者の意見陳述を本会議ではさせない。A付託する総務委員会の会議を5月10日に開催し、同日の本会議で議了する」とのスケジュールを強硬に押しつけてきました。
これに対して私は、「大切な議題で、しかも3万人を超える市民の思いを述べてもらうのだから本会議で聴くべくだ」と主張。「それができないなら、その理由を示してほしい」と各会派に詰め寄ったのですが、説得的な発言はないまま、「多数意見」を盾に押し切られました。ただ、総務委員会の審議を1日とすることについては、「議会事務局の提案根拠が妥当でない」と指摘したところ、勘のいい「与党委員」のひとりが、「あらためて総務委員会で検討することにしよう」と方針を転換。これに限らず、議会事務局の不勉強ぶりはちょっと気になるところです。