5月4日(火)日本海で低気圧が発達し、各地にメイストームが吹き荒れました。
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《2004.5.4〜7》
わが家に初めてやってきた「フクシア」が花を開かせています。下向きに咲く艶やかな花が女性の耳もとで揺れるイヤリングにたとえられ、英名は「レディースイヤードロップ」。花言葉は、「激しい心」、「暖かい心」「交友」「好みの良さ」「恋の予感」「愛を信じます」など様々です。上品かつ華麗な花の姿が、想像力をかきたててくれるのでしょう。
激しい雨を口実に、今日は一日、ゆっくりと骨休めをさせてもらいました。大型連休もいよいよ明日まで。各地の高速道路は、雨のなかでUターンラッシュが始まっているとか。どうかお気をつけて…。
5月5日(水)春の嵐が去って、「こどもの日」はいい天気。気温も上がりました。
連休最後の日は、また、美原町に足が向きました。堺市議会が合併問題を議論する10日の総務委員会に備えて、町の様子を確かめながら歩いてみました。まず印象に残ったのは、牧歌的な田園風景。こののどかな光景こそ「町の宝」ではないかと思えました。一方、まったく無計画なミニ開発が連なる地域を見ると、残念ながらこの町の行政レベルの低さを感じざるをえません。住宅と工場など業務用地の混在も、住環境に問題をもたらせているでしょう。もし仮に合併が成立した後、堺市はこの町をほんとうに良くすることができるのでしょうか。
「何とかリコール署名を実現させたくない!」との思いに満ちた議員たちのビラには、「合併のメリット」が強調されています。「815億円の合併特例債のうち、437億を美原町地域にぶんどった」「4〜5年で行き詰まる美原町財政にとって“干天の慈雨”だ」「鉄軌道整備に確かな第一歩」…。いま、堺市の財政だって破綻寸前の火の車。それでも堺市側は、“悲願”だという「政令指定都市化」のため、合併成立までは無理難題に応じているのです。いつかは両自治体の住民にツケが回ってくる“ものとり合併”。それを見抜いている住民の運動を攻撃する議員たちのビラ。合併をめぐるモラルハザードは、どんどん大きくなっています。
5月6日(木)早春から長く咲き続けてくれたビオラが、そろそろ疲れてきた様子です。
ここ2か月ほど、また花粉症に悩まされています。しばらく中断していた治療を受けるため、市立堺病院で再診の手続き。9時58分、再診受付機に診察カードを入れると、「診察予定時間枠=13時」の受付票が出てきました。その時刻から受診科の前で待ち、診療が始まったのは14時すぎ。治療は数分で終わりました。「患者の権利宣言」を策定した病院での実状です。先日、足を捻挫した妻が通うT病院の場合など、朝8時に受け付けた診療の開始が通常お昼前。弁当持参で診察待ちの親子も見かけました。医療機関と患者との関係は、もっともっと見直しが必要でしょう。病院で待機した時間の前後は、市役所に戻り、連休中にたまっていたいくつかのご相談ごとを処理しました。
5月7日(金)ドングリだけでなく、大泉緑地で拾ってきた銀杏の芽も育っています。
東京・中野区議会の佐藤ひろこ議員と服部幸子議員が来訪。児童虐待マニュアルや出席費用弁償廃止、それに不正工事発注問題などの調査について、お手伝いさせてもらいました。市民派議員の仲間である佐藤さんたちは、議会少数派ながら、自治体改革を推進する新区長を誕生させた立て役者です。