《2004.5.14〜17》
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5月14日(金)昨日とは一変、初夏の青空と爽やかな空気が広がりました。
少し時間の余裕ができたので、ずっと以前にご相談を受けながら、「別段急ぎません」と仰せの言葉にかまけて延び延びになっていたいくつかのことの調査にかかりました。市役所だけでなく社会保険事務所などにも足を運びましたが、いずれも難問で、一日では片づきません。
ところで、社会保険事務所と言えば、いま、国民年金の未納政治家が話題になっています。政権交代を目指していた友人の菅直人さんが民主党委員長を辞め、その前に福田官房長官がその座を降りました。菅さんの辞任タイミングの遅れが気になっていたのですが、その菅さんを批判していた公明党幹部のやり口は、いちばんずるそうです。党役職を降りないばかりか、計算された発表時期にも疑問が残ります。もっとも、政党としての公表を拒んでいる自民党こそ最悪人。「きっと怪しい」とにらんでいた小泉首相に未加入期間があったこともついに明らかになりました。仮に義務化前ではあっても、年金制度の改革に当たる当事者への不信感を突き付けられるなか、説明責任が問われるのは当然です。
5月15日(土)午後広がった雲は、夕方から雨に…。もう、梅雨の走りの様相です。
郵便受けの横に植えたソヨゴが、花を付けはじめました。葉が木いっぱいに繁り、風にそよぐと「そよそよ」音を立てることが名前のいわれとなった常緑樹。葉からはオレンジ色の染料をとり、木はソロバン珠や櫛などに利用されるとか。花言葉は「先見の明」。12月25日(クリスマス)の誕生花ともなっています。3年前の秋に植え付けたときは、リンゴを小さくしたような赤い実が残っていていたのですが、その後は昨年に一粒を見たのみです。花後の雨で落ちてしまうのは、管理が行き届かないせいでしょうね。
5月16日(日)今日も、朝から雨。そして、一日中降り続きました。
堺市剣道協会が主管する大会を観戦中、「元・朝日新聞記者の中村征之さんが亡くなられた」との連絡が入りました。中村さんは、1970年ころ堺支局に赴任されていたのですが、当時は議員でなかった私には、「記者」としてのお付き合いした記憶がありません。親しくしていただくようになったきっかけは、2001年夏の三重県・北川正恭知事との懇談です。朝日新聞退社後、三重県政策開発研修センターなどで活躍されていた中村さんと、「地方自治」というテーマを通じてのご縁が深くなりました。地方自治学会の大会や大阪弁護士会の合併セミナーを企画された折には、パネラーとして引き立ててもいただきました。もっといろいろと教えてほしい…と思っていた矢先、闘病生活に入られ、そのままのお別れはあまりにも残念です。奈良市で営まれたお通夜に伺い、ご冥福を祈りました。
5月17日(月)3日目の雨が残り、うっとうしい一日でした。
20日から始める予定の街頭演説でお配りする「活動報告書」の作成にかかりました。記事内容の確認と、ご依頼があった調査事項に対応するため、遅くから市役所へ。事務所には毛穴町からMさんが来て下さって、たまっている事務作業を手伝っていただきました。お陰様で、皆さんに支えられて議員活動に打ち込んでいます。ありがとうございました。