6月14日(月)咲き始めたハイビスカス2品種(写真はカディス)を事務所の表に出しました。
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《2004.6.14〜16》
堺市議会で初めて、市民厚生委員会と環境産業委員会をダブル開催。両委員会での委員外議員発言を試みたのですが、さすがに準備が整わず、市民厚生委に絞りました。
取り上げたのは、住民基本台帳ネットワーク運営業務の委託契約の一時中断事件。同委員会所属の田中丈悦議員が本会議に続いて追及したことの補足質問です。個人情報を扱う職員としての職務意識の欠落、法令規則に反した職務執行を容認する助役発言などを通して、住基ネットの危うさが一段と明らかになってきました。約2か月、地方自治法の規定に反する「無契約状態」での業務委託が続いたという驚くべき実態を、全国の住基ネット関係者はどのように見るでしょうか…。
6月15日(火)きょうも雨はなし。水を求めて元気を失ったアジサイが気の毒に思えます。
堺市あげての不正な工事契約が発覚する端緒となった御池台小学校の校庭舗装工事の書類を見直していると、不思議な疑問が出てきました。これを質すため、今日は文教委員会で委員外議員発言を求めました。
当該舗装工事について市教委は、「学校から、水はけが悪く、雑草や蚊の発生が多いと対策を求められて施工した」と説明していました。「いちばん薄いアスファルトで、歩道仕様の舗装をした」とも言いました。しかし、実際には、アスファルト厚5p、路盤厚15pの工事を施工。念のため、国土交通省監修の「建築工事共通仕様書」(公共工事のバイブル)で」調べてみると、これは立派な「車道仕様」でした。「歩道仕様」での施工なら、それぞれが3pと10pで十分。工事費も25%以上安くなったはずです。
しかも、当時の校長(今年4月から教育次長)に「駐車場にした時期」を確かめたら、なんと「工事完成後すぐ」だったと認めました。それに、市教委自身が策定した「事務提要」(マニュアル)が求める「工事依頼書」も提出していません。不正な分割発注で学校内に教員駐車場を作るために、200万円近い市民の税金が投入されたわけです。
6月16日(水)好天が続き、「出荷時期の梅が落ちる」と産地の和歌山から悩みの便り…。
昨日の文教委員会での質問が、
朝日新聞の朝刊(大阪版)で報じられています。また、昨夕の関西テレビのニュースでも流れたそうです。
さて、今日は私が所属する総務委員会。在任特例で堺市議となる美原町議18人のための議場改装工事費3795万円の補正予算を審議しました。現在欠員が1人あるので、増やす議席は17席。しかし、たった50数回の会議のために1議席あたり223万円をかけ、2年2か月後にまた撤去するというのでは、あまりにも浪費が過ぎます。改装計画の内容を再検討すべく、「議案を継続審査とする」との動議を提出しました。この動議の取り扱いをめぐっての休憩中、総務委員の全員が「やっぱり高すぎるなぁ…」と言い出して、認識が一致。委員長が全委員の意向をまとめ、「執行額を節減するため、議会内で協議を行う」と再開した委員会で表明したので、動議は撤回しました。