５月定例会もいよいよ最終盤。２１日最終本会議の議事運営を協議するための議会運営委員会が開かれました。意見書調整や一般質問の通告を終えてから、正式な会議録を残す議運に切り替えて、付託された陳情を審査。海外視察の中止を求める陳情に対しては、「現在、議会のあり方に関する調査特別委員会で検討中」との回答をすることを決めました。公式発言ではありませんが「ＳＡＲＳも収まったからまた行こう」など、性懲りもなく本音を言い出す会派もあるので、私は「実施すべきではない」という意見を付け加えて述べました。
予定では、そのまま引き続いて「議場への日の丸と市旗の掲揚」を審議するはずでした。ところが、民主党系の会派(フェニックス民主)から、「会派内での調整のため、しばらく待ってほしい」との要請があって休憩。３０分後に始まった委員会で、あらためて提案理由の説明を受け、質疑に入りました。なお、民主党系会派の委員は、「会派内の女性議員の同意が得られなかったが、会派としては掲揚賛成」と状況を説明。同会派の女性議員は、山口典子さんと増栄陽子さんの二人で、それぞれの良心や信念に基づいてきちんと主張されている模様です。
なお、質疑は午後も続き、この提案に同意しがたいと思っている会派等が質疑事項を文書にまとめることとして、今日は閉会。２１日の本会議が終わってから議運を再開し、議論を続行することにしました。

昨日の議運での委員長の要請に応じ、「議場への日の丸掲揚」の提案に対する質問文書を作成し、提出しました。（内容は、こちら）
ところで今日は、住基ネットの運営業務委託に関して、田中丈悦議員と私が今議会で追及している富士通関西支社との契約について、昨年度、富士通側に契約違反があったことが判明しました。また、違反をごまかすために、「富士通は虚偽の文書を提出していた」と、堺市の関係者は認めています。何とも悪辣な企業で、「６か月間の指名停止」という処分を発表してはいるものの、結局はこれからも富士通としか契約が結べないという状況では、相手方にとって痛くもかゆくもありません。コンピューター業務の委託について、根本的に考え直さなくてはならないことも、一昨日の総務委員会で指摘しておきました。

３２年間続けてきた南高梅の取り次ぎ。今年は「活動報告書」でＰＲしたこともあって、泉北ニュータウンほか市内各地、それに大阪市内からのご注文もいただきました。一面、毎年買って下さっている方の姿が見えないのは気がかりです。ことに高齢でお体が不自由になられたため、昨年はご自宅まで配達させていただいたＡさんやＴさんは、どうしていらしゃるでしょうか。
午後からは、月曜日の本会議での一般質問に備えて答弁準備に当たっている市教委や人権局の職員の皆さんから連絡がありました。休日出勤、ご苦労様です。

堺剣道協会が主催する日本剣道形講習会を見学。日ごろは各地で指導に当たっておられる先生たちの受講ぶりを拝見しました。
事務所に戻って、たまっているメール処理などパソコン情報の整理と一般質問の準備、それに近づいてくる台風に備えての花壇や事務所・自宅まわりの片付けなど、あれやこれやと雑然とした一日を過ごしました。
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