先日、オランダの市民団体
NPOE(Nederlands Platform Ouderen en Europa)のドリンデ・ブランズさんから、メールが届きました。自治体議員勉強会のヨーロッパ合宿で、昨秋、ユトレヒトを訪ねた折り、高齢者党の元国会議員らとの交流に当たって、ブランズさんには大変お世話になっています。メールの内容は、オランダ政府が介護と福祉の発展を期して導入する新しい法的枠組み「社会福祉法(WMO)」に関連して、高齢化先進国(?)である日本の現状を知りたい…とのことのようです。回答に当たって、堺市の健康福祉政策担当者に助力を頼みました。
《2004.10.22〜23》
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10月22日(金)少し色づいたソヨゴの実が、台風の雨でかなり落ちてしまいました。
10月23日(土)25℃設定のマイカー車内に、早朝はヒーターが効くようになりました。
私事ですが、先月亡くなった叔母の四十九日法要が営まれ、母に伴って参列しました。90歳で亡くなった叔母(父の妹)と93歳になる私の母は、共に夫に先立たれてから姉妹のような間柄で親しくしていました。きっとさびしくなったことでしょう。
ところで、今夕、新潟県中越地方を震源とする大きな地震があり、かなりの被害が出ている模様です。今年10回も上陸した台風、あちこちで起こる強い地震…、地球が怒っているのではないかと思うほどの現象です。私たちは、自らが生を営むこの惑星をもっともっと大切にしなければいけないのではないでしょうか。
※10月24日〜11月1日は韓国旅行。この間の日記を一挙掲載します。
10月24日(日)早朝のJAL便で、関西空港から釜山(金海)空港へ1時間25分。
北海道や沖縄に飛ぶよりも早く着く外国空港に、初めて降り立ちました。「市内を案内しましょうか?」というタクシー運転手の誘いを断って、まずホテルへ。荷物を置き、とにかくまちを歩いてみようと、国際市場、チャガルチ市場や界隈の賑わいに分け入りました。昼食は、屋台(写真上)でキムパプ(巻きずし風)とオデン(鶏肉主体の串を煮たもの)で、まことに美味。趣の異なる各市場はもちろん、町中に溢れる活気はかつての日本にあったはず。若者たちが多い通りでは、「国家保安法」の廃止をアピールする街頭活動(写真下)を見ました。盧武鉉大統領が廃止論を明らかにして以来、賛否をめぐる激しい与野党対立が続いているようです。
ホテルに戻る途中、長いエスカレーターを何本も乗り継いで龍頭山公園に登ると、たまたま「韓・日文化交流祝祭」を開催中。室町時代から始まった「朝鮮通信使」を記念する週間の最終日でした。夕食は、現地で日本語講師をしている佐藤良子さん(私の子供たちの友人)に案内してもらって、チャガルチ市場で活魚を3尾買い求め、市場の上階で韓国式の刺身と鍋を味わいました。