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《2005.1.19〜22》
1月19日(水)午後から小雨がぱらついて、不安定な一日でした。
朝のうちに、先日調査依頼があった某中学校を訪問。依頼者からのご指摘とは少し異なりますが、やはりいくつかの問題点が見つかりました。さらに調査を進めます。
午後は、茨木市の市議選を応援するため、某候補の事務所を訪問。いい雰囲気の事務所で、私の選挙のときのような厳しい空気が漂っていないのを、同行した事務所スタッフ2人はうらやましがっていました。選挙は、楽しくやれるに越したことはありません。
1月20日(木)大寒です。冷たい風が吹き、一段と冷え込みを感じる日になりました。
午前中は、「新年の臨時会」。午後から、「議会のあり方に関する調査特別委員会」が開催されました。数々の改革課題を出し合いながら、陽の目をみたのはほんのわずか…。にもかかわらず何となく幕引きムードを漂わせる向きも出てきました。「古式の巣窟」の思われた大阪府議会でさえ、本会議の発言方法を見直す時代です。堺市議会も改革への足をとめるわけにはいかないでしょう。議員の皆さんに、もっと認識を深めてもらえるよう、働きかけなければなりません。ところで、きょうは1月分の報酬支給日です。報酬額は78万円。税金などの控除額が213,630円、差引支給額は566,370円ですが、このうち33,380円の受け取りを辞退しました。
1月21日(金)京都市内に積雪のニュース。今冬最高の冷え込みを感じました。
新年に入っての街頭活動の〆を、新金岡駅AB出入口で行いました。「議員活動報告」を配って下さるボランティア・メンバーにとっては、とても厳しい寒さです。それに、出勤される皆さんも身体全体が縮かんでいるように見えました。
午後からは、消防議会の臨時会。組合を構成する高石市の議会が規約改正議案を否決し、このため12月22日の定例会への上程が見送られた諸議案を処理するために開かれました。規約改正は高石市議会が昨日、臨時会を開いて可決。否決すれば高石市民に不利益をもたらすことが歴然としているしているのですから、当然です。そんな大切な議案を政争の具にして、市長選挙が行われることになった愚かさに、消防議会の議場はまったくのしらけムード。議長や管理者(堺市長)の“新年挨拶”(これも時季はずれ…)に対しての儀礼的な拍手さえ、誰もしませんでした。議案書の作り替え、臨時会開会に要した職員の人件費など、経費の無駄づかいも、見逃せません。
1月22日(土)午前中の穏やかな陽射しが、外回りの掃除をする気にさせてくれました。
事務所で、新春市政報告会を開きました。2000年夏に引っ越してきたこの事務所は、もともと子ども服製造会社の裁断作業場として使われていたとかで、40人程度の集会ができるので助かります。きょうも、たくさんの方々が来て下さいました。それに、近ごろ新金岡団地に引っ越してきたという28歳の青年が、自宅ポストに入っていた「議員活動報告」を読み、堺市政への興味を持って姿を見せてくれたのは何よりもうれしいことです。
私からは、12月議会などで議論した15項目のテーマについて報告。ご参加下さった方の関心は、もうわずか10日後に迫った美原町との合併にも向いています。2月1日の合併後、堺市がめざすという「政令指定都市化」は、市民にとってほんとうにいい市政を実現することになるのか? 合併意思を決定する際、どうして住民投票を拒んだのか? 編入合併で失職するはずの町議や町長たちが合併後の堺市で厚遇されるのはなぜか? ……今回の合併劇をめぐる住民の疑問は広がっているようです。