※1月25日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.1.26〜28》
1月26日(水)下がったとは言え沖縄は19℃。大阪空港でベストやコートを着込みました。
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今回の沖縄訪問で、最後の調査地は宜野湾市です。伊波洋一市長が、忙しい日程を割いて意見交換の機会を作って下さったので、楽しみにしていました。伊波市長は、1952年生まれ。宜野湾市の職員から県議2回当選。公選法や政治資金規正法違反に問われた前市長が辞めた2003年4月の市長選で、自民・公明推薦候補を破って就任を果たした人です。
全市域の4分の1を占める普天間基地の返還を求めて、アメリカ政府と交渉。1996年に合意している返還方針を履行せず、辺野古への移転をめざす県などの方針を覆そうとしています。
昨年8月13日には、市内にある沖縄国際大学に米軍の大型ヘリコプターが墜落して炎上。この事件をめぐって、沖縄県民の多くが怒りの声を上げています。予定時間を超える市長との懇談が終わってから、基地政策部次長で基地渉外課長を兼務する山内繁雄さんに、墜落現場(写真左)まで案内していただきました。炎上やローターによる生々しい損壊が残る建物は、このまま保存するかどうかなど、大学内でも議論が起きているそうです。
また、事件後は市民の間に不安が広がり、防災対策上もいくつかの検討課題が浮上しているとか。市役所に戻って、総務課行政係の仲村栄博さんから「地域防災計画」の説明を受けました。
なお、市役所の昼休み時間は、近くにある佐喜眞美術館を訪ね、常設展示されている丸木位里・俊夫妻の「沖縄戦の図」などを見ることもできました。


1月27日(木)大阪も、きょうは少し暖かい日だったようです。
朝から市役所で来客応接。仕事や暮らしに関する個人的なご相談のほか、「市立図書館への指定管理者制度の導入はしないで…」との運動を続けておられる市民グループなど、内容は様々ですが、皆さんのお話を伺って、こちらも勉強させてもらっています。ちょっと珍しいお客様は、歌手で作曲家の小田純平さん。CDを携えて、市役所高層館の最上階(21階)で催される「ビュー21コンサート」や「ツーワンコンサート」への出演打診。担当課にご紹介しました。
1月28日(金)2階ベランダのアイビー・ゼラニューム、花が少なくなって気がかりです。
事務所で調査資料をまとめていたら、「市役所はなんでこんな無駄づかいをするのか!」と、怒りの電話が入りました。お話しによれば、直す必要がないのに道路工事が始まっている…とのこと。担当する地域整備事務所に連絡するとともに、現場に足を運びました。職員の説明を一緒に聞きながら、少し不足している部分を補うと、なんとか納得して下さったようです。
そのまま市役所に出て、2月から始まる新しい会派の活動準備。構成メンバー4人での会議も開きました。これからは、意見調整にも力を注がなければなりません。