3月12日(土)お水取りの時期は三寒四温…。きょうは、寒い風が吹き荒れています。
《2005.3.12〜15》
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風邪が長引く体調をかばいながら、一日中、事務所で仕事。近々発送予定の都市政治研究所「ニュース・レター」づくりに取り組みました。また夜は、地元自治会の今年度最後の定例幹事会。次年度の予定幹事とともに出席して、仕事を引き継ぎました。
その間に、大阪市会の城谷たけお議員の事務所スタッフがやってきて、いまだに委員会傍聴を拒んでいる市議会にどうしたら風穴を空けられるか…の相談。資料ファイルを繰っていたら、1980年に同じ問題を議論した堺市議会の議運記録が出てきました。1979年に委員会条例を改正して、「傍聴の自由」を規定した神戸市会の調査記録も発見。堺市議会の委員会室に市民の傍聴席を実現できたのは1992年で、私が議論を仕掛けてから13年かかりました。それからさらに13年の歳月を重ねてなお、「市民傍聴拒否」を貫いている大阪市会は、文字どおり「旧世紀の化石」と言うべきでしょう。相当硬そうですが、きっと壊れます。
3月13日(日)雪が舞う厳しい天気。年越しの球根が鮮やかな花を咲かせてくれました。
きょうも事務所で編集作業。「ニュース・レター」は完成しました。ところで、9日の日記に書いた「某紙の取材」がどこの社なのか…、記者クラブに波紋を広げているそうです。もちろん、記事になるまで私からは誰にも話しません。
いつだったか、堺市議会の本会議で、「職員が勤務時間中にゴルフ練習をしている」と追及した議員がいました。ところがその翌日、「当の議員が本会議をサボって、泉ヶ丘カントリーでプレイしていた」という、よだれが出そうな特ダネ情報が流れ、A社とB社が追いかけていました。
両社の記者から取材を受ける立場になった私には、それぞれがどこまで情報をつかんでいるかが分かるのですが、そのことが別の社に伝わらないよう、細心の注意を払って取材に応じました。結局この事件の記事は、少し先に進んでいたB紙に掲載され、A紙の紙面には出ませんでした。夕刊に載るか、朝刊に回るか…。わずか半日の違いにしのぎを削る記者魂が、きっと鋭い取材力を生むのでしょうね。日曜日だというのに、きょうも、仕事熱心な記者が事務所に見えました。
3月14日(月)きょうも寒い日。花粉症か風邪なのか、鼻や喉の症状にまいっています。
予算委員会は中休みで審議なし。「ニュース・レター」の発送準備を整えてから、市内のあちこちを調査にまわりました。現場に行かなければ、確かな情報は得られません。
3月15日(火)少し気温は楽になってきましたが、曇り空で小雨もパラつきました。
午前中にいくつかの所用を片付け、昼すぎに登庁したのですが、きょうの予算委員会も2時すぎに終了。土木費の審査だったのに、あっさりしたものです。市教委事務局との協議とも重なったため、傍聴はほとんどできませんでした。
ちょうど時間が空いたところに、「堺市図書館友の会」の会長を長年つとめていらっしゃる松井郁子さんが立ち寄って下さって、指定管理者制度のこと、来月オープンする東図書館の児童コーナーの安全管理のこと、図書館に関する調査費予算のことなど、利用者サイドの視点にもとづいたご意見を伺うことができました。