4月16日(土) 花を終えた桜の上の夜空に、鮮やかな八日月を見ました。
《2005.4.16〜19》
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※4月15日以前の日記は、前ページに掲載
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ほぼ三月ぶりに、事務所での市政報告会を開きました。前回の報告会以後の活動状況と、2月〜3月の議会での発言内容や取り組みを報告。ご参加下さった皆さんからは、それぞれが身近で体験していらっしゃる市政の問題点について発言があり、たくさんの宿題ももらいました。それにしても、すばらしい行楽日よりのなか、わざわざお集まりいただいて恐縮です。
4月17日(日) 妻が大切にしているボロニア・ピナータが、星状花を開き始めています。
このところしばらく、剣道の稽古を怠けています。もしかしたら、やる気や勘を取り戻せるのではないか…と思い、堺剣道協会が金岡公園体育館で催した「高段者講習会」を見学させてもらいました。
指導陣のお一人、坂田先生のご自宅は、ここ2回ほど歩きの目標地とした美原町青南台です。帰宅される車に便乗させていただいて、事務所まで歩いて戻りました。この前は2時間かかった道のりも、1時間40分。片道だけなので、休憩なしでハイペースを保ちました。
4月18日(月) ドウダンツツジの釣り鐘状の花も、ほぼ満開になりました。
新金岡団地内で「議員活動報告」の配布体制に穴があいた地域を、久しぶりに回りました。昔からずっと変わらないネームプレートを見て一安心する反面、いつかお訪ねしたときと比べてベランダがきれいに片づいていたりすると、かえって気になります。高齢化が進む団地…。もっともっと歩いて、生活環境の変化や、それに照応した行政サービスのニーズなどを見極める必要がありそうです。午後から市役所に出て、会派メンバーとの打ち合わせ。その後、住民団体の方々などと懇談しました。
4月19日(火) 市内のあちこちに、満開のハナミズキを見かけます。
午前中は、市役所で会派の勉強会。田中丈悦議員が準備してくれた「まちづくり基本条例」や「住民参加条例」の制定状況などについて、共通理解を深めました。もし仮に、堺市が政令指定都市への移行を進めるとするなら、「分権」や「自治」の中味をどのように確立するのかも問われます。午後、事務所に戻る前に北支所に立ち寄り、在宅介護や配食サービスなどについての情報を仕入れました。高齢世帯からのご相談も増えています。
ところで、きょうは事務所にうれしい便りが届きました。私が桃山学院大学に復職中、中国から大学院に留学していた耿硯宇(こう・せきう)さんが、このほど上梓された著書を送って下さったのです。書名は『陸遊・陸詩に関する研究』で、修士論文に加筆された349ページの力作。ご縁があって初めてお目にかかったころ、すでに40歳を超えていた耿さんは、勉学意欲に溢れる方で、故国に妻子を残しての苦しい生活に耐えていました。また、無理な暮らしから椎間板ヘルニアを患い、自転車のゴムチューブで天井から身体を引っ張りながら本を読んでいるとも聞きました。当時はご不自由さが残っていた日本語を克服し、出版に漕ぎ着けられた努力ぶりは驚くばかり。ちなみに、耿さんのお父さんは、強制連行者への弾圧で知られる花岡事件の中心的被害者です。