※5月22日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.5.23〜26》
5月23日(月) 事務所玄関のソヨゴが、今年も白い小花をたくさん咲かせ始めました。
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5月議会の開会日。冒頭に議長が辞任して、議長選びの会派折衝が始まりました。堺市議会では、「各種役職を1年で交代する」という約束があって、これに基づくものですが、悪く言えば「たらい回し」。“与党議員”で、当選回数を重ねれば誰でも議長になれる…そんな選び方は、そろそろ見直しの時期を迎えているのではないでしょうか。一昨日の議会改革シンポジウムの基調講演で、名古屋大の小野耕二教授は、「改革がいちばん遅れているのは地方議会…というのが政治学者の共通見解だ」と話していました。
ところできょう、堺市選挙管理員会が、今年10月7日で任期満了となる市長選挙の選挙期日を決めました。告示日は9月25日、投票日は10月2日。このところ、職員やそのOBの中からも、現市長への悪い評価がたくさん聞こえてくるようになりました。それは、市長に対する議会のチッェク機能が十分でなく、市長を「裸の王様」にしつつあるからかもしれません。
5月24日(火) 今年はフクシアの花も次々と咲いて、長く楽しませてくれています。
きょうの議運は、午前、午後の2回にわたって会議を開きましたが、予想通り何の進展もありません。小さい方の自民党会派から「議長選挙のやり方を変えよう」との発言があったので、私は3つの改革プランを提案しました。@1年交代を改める。A候補者が本会議で所信を表明する。B正副議長は会派を離脱する。
なお、きょうは在任特例で堺市議となった田中昭二議員の訃報が入りました。在職113日。ほとんど話をする機会もないままのお別れですが、慎んでご冥福を祈ります。
5月25日(水) つぼみを開きかけたアジサイを表に出しました。西日がまぶしそうです。
明日の本会議を前にして、何とか正副議長の候補者を絞り込むことができたようです。名前を示しての折衝があり、各会派とも賛成する意向とのこと。今後の議会運営で十分に審議を尽くすことを保障するように…との注文をつけて、わが会派も同意することに決めました。従って、本会議では「指名推選」という方法で全会一致の選出となります。まずは、就任する議長と副議長がその責務の重さを自覚してくれることを期待しましょう。
5月26日(木) さわやかな風が心地よく感じられる一日でした。
きょうの本会議では、田中昭二議員の机に花を飾って黙祷。その後、議長選挙を行った後、副議長の辞職願を承認して副議長選挙をやりました。昨日の議運で全会派が合意した正副議長候補者の選任手続と委員会条例の改正議案は、筋書き通りに進行。閉会後の議運では、各種委員などの選任のための協議を明日の議運でやることにしました。
午後は、田中議員の葬儀に参列してから市役所に戻って仕事。道路監理課などから報告を受けたり、市政報告会の資料づくりなどに取り組みました。また、夜には旧美原町の住民の方々が事務所に見えて、各種のご相談を受けました。