5月20日(金) 今月の街頭活動は天候に恵まれ、爽やかな日が続きます。
《2005.5.20〜22》
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朝、新金岡駅前AB出入口に立って、マイクを握りました。「議員活動報告」を配って下さるボランティアも5人。たくさんの皆さんに支えられて、街頭活動を締めくくることができました。事務所に戻って一仕事の後、北支所の担当課に足を運び、高齢に伴う身体不調で一人暮らしが困難なっているTさんへのサポートについて相談。あちこちに気を遣って遠慮がちな、Tさんのほんとうの思いを汲み取る難しさも感じました。
ところで、最近、堺市役所でもCS(Customer Satisfaction=顧客満足)運動が提唱されているようで、窓口の職員が「用件はお聞きしていますか?」と積極的に声をかけるようになりました。電話の受話器をとった職員が「○○課の○○です」と名乗るのも、運動目標の一つなのでしょう。しかし、昨夜からきょうにかけてご相談を受けたことに関しては、職員の仕事ぶりに業を煮やす事件が重なっています。いずれも情報提供をめぐる対応で、「プライバシー」や「守秘義務」を口実に提供を拒んだり、適切な代替措置を怠ったりしたものです。少々厳しく「口実」の用い方の誤りを指摘すると、謝罪して対応を改めました。形ではなく、仕事の中味で示さなければ、「CS」を得ることはできません。運動推進者は、このことを心得ているでしょうか。
5月21日(土) 名古屋に向かう車窓には、田植えを終えた水田の美しい風景が…
名古屋市議会の議員3人が主催する「激論…議会改革・政務調査費・費用弁償シンポジウム」に参加しました。一昨年7月にもこのグループから招かれて講演。きょうはパネラーとして、堺市議会の「改革」を語りました。
名古屋市では最近、自民党市議団の前団長・西村市議による政務調査費250万円の架空請求事件が判明。市民の関心が高まっていて、予定会場から参加者が溢れました。新聞論調でも「領収証の公開」(現在は非公開)が焦点となっているのですが、これは堺市議会でも実現を求められる改革課題です。
5月22日(日) 曇りの予報が雨になって、アジサイたちが大喜びの様子です。
天候を見計らって、午後から「議員活動報告」の地域配布に…。途中で雨宿りをしながら約3時間半、2300枚を各戸ポストにお届けしました。きょう配った地域は新金岡町の3丁で、これまで各団地で配布を引き受けて下さっていた方々が段々ご高齢になられたため、体調などを気遣って、最近は事務所のスタッフが担当していたものです。
私としては、休日の長距離歩きを団地内に振り替え、スタッフの苦労を味わっておこうとしたのですが、思わぬ発見がありました。この地域は、居住者の高齢化が進んでいるところで、近隣マーケットを利用する人たちが多いことを
5月8日の日記で紹介しています。「活動報告」は主に階段下の集合ポストにを入れさせていただくのですが、これまでは見かけなかった貼り紙が何カ所も目につきました。「ご面倒ですが、郵便物などは○○○号室のドアポストに入れて下さい」…。「身体が不自由ですから…」と、はっきり書かれているものもあります。きっと、ポストの中を確認するために階段を降りて来るのが、難儀になられたのでしょう。
事務所に戻ってから、一昨日の日記に書いたTさんのことが気になりました。耳が遠いため電話での会話は困難です。ご自宅を訪問すると、やはり体調がすぐれない様子で、明日、病院を手配することにしました。夜には、Tさんの息子さんのほか、三原台のFさんのお子さんからも電話でご相談。高齢の方々にとって、団地での住環境に厳しさが増しています。