《2005.12.18〜20》
(332)
※12月17日以前の日記は、前ページに掲載
12月18日(日)朝のうち顔が見えた太陽に油断していたら、大寒波がやって来ました。
「アクション日記」月別インデックスへ
きょうは、また学校でのいじめ事件についてご相談がありました。被害児童や両親がどれほど大きく心を傷つけられているか…。なんども繰り返されていることは、やっぱり指導態勢に問題があると思わざるをえません。相談者の意向を酌みながら、きっちり取り組みましょう。
明日の議運で議論になる西村真悟衆院議員への辞職勧告決議の文案整理、議員活動報告の構想など、事務所での仕事をこなしました。
■一昨年の秋、高知で仕入れた「乙女ピンク」が咲き始めています。
12月19日(月)このところの寒風で、さすがにガーデンシクラメンたちも弱っています。
最終本会議のための議会運営委員会が開かれました。わが会派が提案していた「西村真悟衆議院議員の辞職を勧告する決議」について、公明党、フェニックス民主などが「賛成する」と表明。当初から賛意を示していた共産党と自民党市議団を合わせ、「可決」の見通しが付きました。あくまで反対するのは、西村代議士直系のプロジェクト堺と自民党市民クラブ、それに美原会だけ。しかし、反対議員が「なぜ反対なのか」を表明する「討論」の通告はありません。さすがに“堂々”と反対することはできないのでしょう。
ところできょう、先月の決算委員会で追及した美原町北余部地区の放送設備工事を請け負った会社の幹部が来訪。電柱に不法設置したスピーカー(右写真)はすべて取り外し、工事をやり直すとの方針を示しました。関電から「特に支障がある」と示された6か所の電柱については、すでに撤去を完了しているそうです。
12月20日(火)寒波の“中休み”でしょうか。少し緩みましたが、次が控えているとか…
午後から、議会のあり方に関する調査特別委員会。きょうは、前回のまとめの確認作業の後、「政務調査費」や「議会の根本理念」「政治倫理条例」などをテーマとして意見を交わしました。私からは、政務調査費の領収証公開を提案。大阪市会でも実施に向かい始めた例などを紹介しながら、実現の道を模索しました。
しかし、「なぜ公開が必要なのか」「議員が悪者に思われている」「隠しておきたい調査がばれる」…などなど、あきれるばかりの後ろ向き議論がいまだに繰り返される状況です。その上、「株主総会で領収証を公開する会社などない」と、まったくのすり替え論法も出てくる始末。さすがに我慢できず、「それなら、会社がやっている監査役などの監査の代わりに、会派間の相互監査を実施しよう」と切り返しておきました。ずっと以前のことですが、自民党議員団の出金状況を監査した共産党が、カラ出張を見つけたという自治体もありました。
要するに、堺市議会の多くの議員には、政務調査費が市民の税金を充てる「補助金」であることの自覚や、納税者がその透明性を求めていることへの敏感さなど、まるでないのです。その一方、「議員の資質向上のための待遇改善が必要」「秘書を付けろ」「報酬を上げろ」「お金が要る…という考慮は一切せずともよい」などの極論もあって、話はまとまりそうにありません。そろそろ、“納税者”の怒りが爆発するかもしれませんね。
夜は、久しぶりに、剣道クラブの納会に顔を出しました。ここでは、もう年末挨拶です…。