12月21日(水)午前中は陽差しを感じましたが、夜更けから大寒波の襲来です
※12月20日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.12.21〜23》
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いよいよ12月議会も大詰め。午後から開かれた最終本会議では、2回演壇に立ちました。最初は健康福祉委員長としての審査結果報告、2度目は「西村真悟衆議院議員に辞職を勧告する決議」の提案理由を説明するためです。
通常、決議案の提案理由説明は議会事務局が用意した「文案朗読」で終わるのですが、別段そうしなければいけないという決まりはありません。私はまず、1985年に衆議院で議決された「政治倫理要綱」を読み上げ、日弁連の「弁護士服務基本規程」も紹介しながら、西村議員の行為がいかにこれらに違背するかを論じました。また、新聞の社説や民主党からの除籍と辞職勧告の事実などを示して、「堺市民の良心と良識を代弁する議会でありたい」と主張。全議員の賛同を求めました。しかし、自民党・市民クラブ、美原会、プロジェクト堺の3会派の議員(合計19人)は、あくまで「反対」の態度を変えず、容疑事実を認めていると伝えられる西村氏を擁護する側に立ったわけです。(各会派に所属する議員の名前を知りたい方は、ここをクリック)
ともあれ、決議は賛成多数で可決され、衆議院議長に送付することになりました。反対議員の誰も、その理由を語る人がいなかったのは残念です。
ところで、きょうの本会議では、私たちの会派が総務財政委員会で修正案を出した議員などの期末手当増額に関する条例改正も、原案が可決されました。あまりにも身勝手なお手盛りボーナス・アップには反対。明日にも、受け取り拒否の通知を市長に提出するつもりです。
なお、本会議が終わってから、めったにない「会派代表・幹事長会議」が開かれました。政令指定都市移行に伴って議会が準備しなければならない課題などについて、正副議長から説明と提案。注目が集まったのは、各区ごとに実施されることになる市議選の定数で、例えば「美原区」の場合、これまで「2人」だと言われたきた数が「3人」になる見通しも出てきました。
12月22日(木)昨夜遅くから、雪混じりの嵐が吹き荒れました。きょうは冬至。
大阪も北部は雪で交通網が乱れるなど、久しぶりに冬の厳しさを感じさせられる大荒れの天気です。午前中は事務所で「議員活動報告」の第1ページを仕上げ、昼過ぎからの会派会議のため市役所へ。昨日の本会議で反対した12月期末手当の増額分について、私のほか、田中丈悦、月森正浩、石ア善隆各議員が揃って「受領拒否する」ことを確認し、市長に通告書を提出しました。その後、来年2月に実施を計画している健康福祉委員会の視察日程などを調整をしながら、「議員活動報告」の4ページを作成。明日、休日出勤してくれるという事務所スタッフが、なんとか片面だけでも印刷できる準備を整えました。
12月23日(金)風や寒さも少し治まって、避難させていた花鉢を元に戻しました。
雪で遅れる新幹線を避け、関空から東京へ。きょうは、菅直人さんが提唱している「団塊党」準備会の2回目の会合で進行役を務めました。初回に集まった小川国彦(元市長)、野田泰博(町議)、田中良太(市議)の各氏のほか、元副知事、前衆院議員、現役サラリーマン、エッセイストと参加者も多彩。「世代塾」や「制度的提言」など、興味深い議論ができました。
なお、この会合の前に少し時間があったので、前小金井市議の若竹稜子さんとも意見交換。