《2005.12.30〜31》
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12月30日(金)葉を散らしたドウダンツツジ。早くも来春の芽吹きの準備をしています。
うれしいことに、きょうも穏やかな日和でした。昨日覚えた要領で、事務所の網戸やガラス戸洗いなど大掃除。そして、資料や書類を積み上げたままの書斎の整理も手がけました。一段落して、例年よりも少し「早く」年賀状を書きながら、1年間の議員活動を振り返っています。
2月に美原町と合併以来、同地域住民の皆さんからのご相談が増えました。小学校が運動会開催日を例年と変え、幼稚園とかち合った保護者の困惑。堺市のレベルに合わせ、質が低下した学校給食。地域愛補助金の不適切な運用。地区会(自治会)運営をめぐる混乱。…などなど。
対応するたびに、旧美原町役場の行政体質のまずさを実感させられました。にもかかわらず、そんな体質を作ってきた前町長は、合併後、堺市の「名誉顧問」…。他の幹部たちも、責任を感じるなら、体質改善の先頭に立つべきでしょう。
ところで、今夕、三原台のSさんが、わざわざ事務所までカンパを届けて下さいました。「政治のことはよく分からない」とおっしゃりながら、3年前、ある専門技術者の協会で講演させていただいた折、「政治姿勢に共鳴した…」と、以来毎年ご心配下さっているのです。また、偶然にも、同じく三原台のNさんからも、郵送でカンパが届いていました。今年も、お二人のほか多くの方々から浄財をいただきました。長谷川俊英推せん会の会計に入れ、皆様のお役に立てるよう、有効に活用させていただきます。
12月31日(土)昨年の大晦日は大雪でした。今年は早くやって来た寒波がひと休み…。
2005年もきょうで終わり。先日ご挨拶に伺った際にお留守だった方々も、回り終えました。あらためて、多くの皆様のお力添えに感謝しつつ、「ほんとうにご期待に添えたのだろうか…」と自問しています。
昨日の日記に書いた旧美原町住民に限らず、貴重な情報をご提供下さった方に納得していただけるよう、それを活用できたでしょうか? また、具体的な助力をお求めの方に的確なアドバイスをし、いっしょに解決方向を探し出せたでしょうか?
何とか、大きな悔いを残さないようになったのは、齢を重ねたせいかもしれません。若いころはよくしくじって、相手の方を失望させました。未熟な自分をわきまえない独断や、「負けられない」という気負いをたしなめてくれる身近な人がいたからこそ、大失敗を未然に防ぐことができたのだろうと思います。
東浅香山町のKさんが、しっかり花を付けた立派なシクラメンを届けて下さいました。花言葉は「内気」「遠慮がち」だとか。どなた様もいいお年をお迎え下さい。