1月31日(火)日付が変わって間もなく、宿泊したホテルで地震(震度3)を感じました。
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《2006.1.31〜2.2》
昨日の福岡市議会視察に続いて、きょうは九州大学名誉教授・斎藤文男さんの講演を聴き、意見交換。「政治倫理条例は、3本の柱(政治倫理基準、資産公開、問責制度)と2本の梁(審査機関、市民の調査請求権)で成り立つ」という明快な解説に始まり、九州地方における条例の広がりや、嚆矢となった堺市条例への期待にお話しは及びました。
「審査会のメンバーに議員が入るべきかどうか…」。斎藤先生と私の見解が異なることを発言しましたが、視察参加メンバーの中で堺市の条例が制定された折に在籍していた議員は私ひとり。あのときの状況を背景とする「議会の自律機能の確立」などという議論は、理解してもらえたでしょうか。ちなみに、福岡県各自治体の条例では、議員は審査会から閉め出され、市民委員(主に公募)と専門家委員(税理士会、公認会計士会、弁護士会などの推薦)による厳しい審査が行われています。そして、所得隠しや税金滞納などがしばしば指摘され、福岡市でも実効性のある条例をつくるべく「改正勧告」が行われたようです。
2月1日(水)朝から本格的な雨降りです。久しぶりに一日中、続きました。
午後から、健康福祉委員会の視察で、泉佐野市にある大阪府立泉州救命救急センターを訪ねました。委員外の議員を含む参加者12人が2班に分かれて院内施設を見学。続いて、松岡哲也所長から、同センターの運用状況や三次医療機関としての役割と機能などに関する概要説明を受けました。1994年、関西空港の開港に合わせて設置された同センターは、三次医療機関を持たない堺市の患者も受け入れています。
ところで、きょう開かれた「特別職報酬等審議会」は、@市長・助役などの特別職の給料と旧堺市議の報酬は据え置き、A旧美原町議員の報酬を旧堺市議と同額とする…との結論を、市長に答申することを決めたそうです。市長がそのまま条例改正を提案し、議会がこれを認めたら、旧美原町議員の月額報酬は78万円(現在より20万円アップ=美原町議時代に比べて38万円アップ)となります。どうやら、合併前から旧美原町住民の皆さんが批判してきた「合併太り」の総仕上げをやりたいようです。
2月2日(木)天気が回復し、お日様の下ではまるで春の陽気。コートを脱ぎました。
午前中、病院で診察を受けた母を、いつも私がお世話になっている昼食店に連れて行きました。吟味した魚を巧みな料理で振る舞ってくれるお店に、母も大満足してくれたようです。元気になって、暖かい陽差しの中を散歩。市役所の高層館21階からの眺望も楽しそうでした。
午後、少し遅めになりましたが市役所に戻って、来訪された市民の方々と懇談。議会事務局や市長部局との協議などが続きました。