11月6(月)テレビの天気予報を見て案じていたとおり、朝から雨になりました。
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《2006.11.6〜7》
11月7日(火)目覚めて窓を開けると、積雪。夜半に、雨が雪に変わったようです。
朝食は、ホテル近くの食堂を探して、スンデクッパを食べました。ハンナさんの通訳のお陰で、24時間営業の店を12時間交代で切り盛りしている店員さんともうち解けることができました。朝食後に古い市場を見学中、「日本語が聞こえたので…」と話しかけてきた女性がいました。ギンナンをむく手を休めず、小学校時代の思い出や苦労話が続きます。
午後は、清州市役所に行って、経済課国際通商係の鄭榮洙(ヂョン・ヨンス)さん(写真右)と面談。市議会など各種情報を得ました。
友好都市である鳥取市との交流も担当する鄭さんは日本語が話せます。日本語検定試験を控えて、ソウルに帰らなければいけないハンナさんが、事前に市役所に電話してコンタクトをとってくれていた方です。「きょうは仕事があるので…」という鄭さんは、私たちを大きな商店街の入口まで案内して下さいました。
途中で、子どもの本の専門店にも立ち寄りました。ここは、午前中にまちを歩いて見つけていたのですが、そのときはまだ開店していませんでした。マネージャーのキム・ハェジョンさんは絵本などの専門家で、大学で講義もしているとか…。いい本がたくさん揃っていました。
市役所の鄭さんが9時半にホテルに来て、マイカーで古印刷博物館や百済文物展示館を案内して下さいました。また古印刷博物館では、学芸研究士の羅庚峻(ラ・キョンジュン)さんを紹介していただきました。
古印刷博物館は、グーテンベルクが活版印刷を始める以前から金属活字が使われたことを証明する書物「直指心体要節」が製作された興徳寺の跡にあります。見学に来ていた小学生たちのお弁当をのぞくと、どの子もキムパプ(韓国風巻きずし)を持っていました。
午後、もうひとつの訪問地・全州市に向かうため、清州高速バスターミナルから14時発のバスに乗り、15時40分に到着。ホテルにチェックインしてひと休みしていたら、全北大学校の鄭在吉(チョン・ジョキル)教授が訪ねて来て下さって、まちを案内していただきました。左の写真は、夜遅くまで若者たちでにぎわう繁華街です。