《2007.8.22〜24》
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※8月22日以前の日記は、前ページに掲載
8月22日(水)さんからいただいたアメリカフヨウ、小さな一輪が咲いてくれました。
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アンケートの回答にメッセージが同封されていました。「西村貞代が逝って2年経ちました。生涯を通じて長谷川様のご活躍を誇りに致しておりました。私も出来る限り、ささやかですがカンパを続けたいと存じます」。差出人は「(西村貞代)」と書いてありましたが、中学時代の恩師・西村先生のお子さんであるSさんが送って下さったものです。たくさん届いた回答は、いま事務所のスタッフが整理と集計にかかっています。切手を同封して下さる方もあるなど、暖かいお心遣いをいっぱいいただき、申し訳ありません。
午後から、調査のために市役所に行っていて見ることはできませんでしたが、甲子園では今年も“筋書きのないドラマ”(誰もがそう表現するでしょうね)が演じられたようです。
8月23日(木) 昨夜来の雨が早朝に豪雨。事務所前の道路も一時は“川”でした。
泉州地方に発令された大雨洪水警報が解除になり、大きな心配を残さず、総務財政委員会の行政視察に出発できました。大阪空港から新潟に向かい、午後1時に新潟市議会を訪問。1日目の調査テーマは、@中越沖地震の被害状況と防災体制、A政務調査費に関する制度改革状況です。新潟市の場合、今回の地震被害は、合併によって市域が拡大した西蒲区や南区に見られたものの、その規模は小さかったとのこと。甚大な被害を受けた柏崎市への支援活動などについても説明を受けました。
また、政務調査費については、今年の2月議会で収支報告書に領収書を添付するための条例改正を行い、選挙後の新任期分から公開を実現しています。現在は、使途基準検討会(座長=議運委員長)での審議を重ね、9月議会までに「使途マニュアル案」を作成して議運での確認をめざしているそうです。堺市とは進行順序が逆で、市民の皆さんの要求に応えようとする新潟市議会の取り組みの様子を、総務財務委員会のメンバーで学ぶことができました。
なお、視察日程を終えて帰ったホテルに、前・新潟市議の中山仁さんが訪ねて来てくれました。中山さんは「みどり新潟」という地域政党のメンバーで、新潟市議を1期務めた人。政令市となって各区ごとに行われた今年4月の市議選では、惜しくも次点でした。かねてから注目していた地域政党の活動ぶり、それに新潟県や市の政治模様について、いろいろと教えていただきました。
8月24日(金)昨日到着時の気温は27℃。新潟市は、きょうも暑さが和らぎました。
新潟市での2日目の視察は、「市民芸術文化会館」(りゅーとぴあ)。まず、コンサートホール、劇場、能楽堂を備え、ルーフガーデンを持つ施設を見学。その後、「ワンコイン(500円)コンサート」や「特別割引(全席1500円)コンサート」などの催し企画、「新潟発創造事業」と銘打つ「能楽堂シェイクスピア」の自主制作、「レジデンシャル・ダンス・カンパニー」など、注目すべき事業内容について説明を受けました。なお、午後は一行より一便を遅らせて、西蒲区に住むMさんと面談。地震時のことや新潟市の市民運動などについてお話を伺いました。