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《2007.9.9〜11》
9月9日(日)きのうが白露。フウセンカズラも茶色に変色した実が混じりはじめました。
今朝は7時から2時間、地元町内に「議員活動報告」をお届けしました。配っていると女性が追いかけてきて、「相談したいことがある」とのこと。午後、事務所に来ていただいて、お話しを伺いました。その後、「堺市の図書館を考える会」のメンバー5人の方々が来所。市立図書館の現状を分析するための様々な情報をいただきました。皆さんの息の長い市民活動には、ほんとうに頭が下がります。さらに夕方には、ある市立幼稚園の保護者と懇談。13日〜14日(予備日)の文教委員会や予算委員会分科会で議論するテーマが整理されてきました。
9月10日(月)朝の通勤風景で、スーツ姿の方の数が増えたように感じられます。
朝、新金岡駅C出入口で議会報告。時折こぼれていた小雨が、終了直後から本降りになりました。10時から本会議が開かれるため、大急ぎで市役所へ。大綱質疑3日目のきょうは、所属議員数の多い会派が2巡目の質疑。各会派が使った時間(答弁を含む)は、公明党(大林議員)40分、自民党(米田議員)42分、民主党(水谷議員)20分です。12時までの18分間と午後1時〜5時(休憩30分)の3時間30分の会議時間が残りました。議案の委員会付託、決算審査特別委員会設置など所定の手続きを議決、さらに第1回決算委員会を開いて正副委員長を選出などのスケジュールを全部こなしても、なお昼休みまでに間がありました。
午後は委員会での質疑などのための市当局との折衝に対応。また、夕方の2時間余り、堺東駅前で議会報告を行いました。事務所に戻ってから、堺東駅で「議員活動報告」を受け取って下さった方からの市政相談の電話もお受けしました。
9月11日(火)昨夜は大変しのぎやすくなって、朝方にはタオルケットを探しました。
大綱質疑に立つことが急に決まる前は、きょうの市民環境委員会でも委員外議員として発言するつもりでした。だから、今朝は街頭活動の日程から外していたのです。それでも早く目が覚め、「議員活動報告」の1ページにほんの少し加筆して「第2版」の原稿を作りました。その後は、13日に開かれる建設委員会や文教委員会のための調査。関係者や市当局との折衝に時間をかけることができて、よかったと思っています。同じ日に開会される2つの委員会と2つの決算委員会分科会を渡り歩いての質問を試みます。もっとも、発言時間が重なるように議事が進むと、どちらかをあきらめなければなりません。
ところで、関係者との会話の傍ら、議員控室のスピーカーから聞こえてきた委員会や決算委分科会の議論で、ちょっと気になることが2つありました。1つは、決算委産業振興分科会での大毛委員(民主党)の発言です。大毛委員は、まず、シャープ新工場の進出を実現した企業誘致担当職員らをねぎらいました。このような言葉は与党議員共通のものですが、その次に、大規模工場建設に伴う資材搬入などの道路公害の発生を質しました。先日の本会議で私も少しだけ触れたのですが、50年前の臨海コンビナー埋め立てでは、大量のダンプカーなどによる交通災害や粉じん被害が起こり、住民の怒りを買っています。大毛委員は「海からの搬入」を提案していましたが、堺市は深刻に受け止めたでしょうか。
もう1つは、市民環境委員会での北野委員(自民党)の発言で、情報公開制度への対応のため、どれだけの時間や経費がかかっているかを質していました。その目的が、市民の権利を抑制しようとするものであったのなら、反論が必要です。