心配していた昨夜の雨は未明に上がり、今月予定しながら１カ所だけし残っていた中百舌鳥駅の北側駅前で議会報告を行いました。しかし、終了時から午前中にかけては小雨がぱらつく不順な天候となり、何度かためらいながら挨拶まわり。
そして、夜は堺市役所の剣道部に所属する職員の送別会に参加させてもらいました。最近は各自の“自由稽古”だという剣道部ですが、この職員が若いころには週２日の定例稽古のほかに出稽古があって、１週間に４～５日も稽古していたそうです。

新金岡駅①出入口で議会報告。昨日刷り上がってきた新しい「議員活動報告」をお配りしました。いつもより街頭活動の時間が長かったこともありますが、配布ボランティアの方々が驚くほど、たくさんの方々が受け取っていただきました。「頑張って下さい」と声をかけて下さる方の数も、ずいぶん多くなったような気がします。そんなご声援に励まされ、きょうも一日、挨拶まわり。夜は、新聞社の取材が入りました。
ところで、先日の大綱質疑を傍聴されたお母さんから、次のようなメールが届きました。
はじめまして。私は、重度知的障害と自閉症を持つ息子のシングルマザーです。２月２７日の本会議を傍聴させていただきました。今までシンポジウムや勉強会、対市交渉にも足を運んでおりましたが、どれもこれも原稿を棒読みするだけで、心に響く質問や答弁は、障害者を抱える家族以外から聞くことができませんでした。失礼ながら、今回初めて長谷川議員のことを知りました。長谷川さんは、なぜ、こんなにも私たち家族の問題を熱く語り、伝えてくださったのか不思議でなりませんでした。障害者を抱えるしんどさは当事者しか分からないと思います。そう思っていたので、園からの呼びかけで「議員さんたちに陳情書を書こう!」という発案にもなかなか踏み込めずにいました。たまに伝える機会があっても、手ごたえはなかったです。マスコミの報道の仕方のせいで政治不信に陥り、議員さんを信頼する気持ちなども正直なかったです。今回の長谷川さんのお話は力強く、本当に泣けてきました。先輩ママにもとがめられたのですが、（傍聴席から）拍手せずにはいられませんでした。
この後に、深刻な実情をいっぱい伝えて下さっています。皆さんの真剣な思いにお応えできるような質疑ができた…という自信はまったくありません。たまたま、予定質問者のピンチヒッターとして１週間の準備で臨んだ大綱質疑です。これからもっと勉強して、取り組まなければいけない課題をたくさんいただきました。

さて、何とも傲慢でやりたい放題の都政をやってきた石原知事の続投を阻むために、浅野史郎さんが決意を固められた…というニュースが報じられています。浅野さんには、宮城県知事時代、自治体議員勉強会の講師をお願いしたことがあり、浅野さんご自身が毎日綴っている「ジョギング日記」(2002.7.23)にも、そのことが書かれています。また、最近は、私が共同代表を務めている“団塊ネット”の賛同人になっていただきました。また、菅直人さんと始めた“団塊党運動”のシンポジウム(2006.2.19/写真)でもお世話になっています。
選挙が同じ時期になるので、宮城県知事選のように応援には行けませんが、“市民の力”を示すために、こちらも頑張りたいと思っています。