※3月21日以前の日記は、前ページに掲載
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《2008.3.22〜24》
3月22日(土)東京、静岡、熊本で開花宣言。わが家ではグミの花が開きました。
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「議員活動報告」に挟み込んでお届けしているアンケートの返信がたくさん送られてきます。議員の海外視察が復活したことに「賛成」との回答は、いまのところ1通のみ。きょうは、電話で怒りの声を届けて下さった方もありました。
24日(月)の予算委員会で発言する総括質疑と討論(意見表明)のための準備を開始。指名停止中の清水建設鰍ノ発注された中小企業クラスター用地整備や水道管布設工事について、工事関係に明るい専門家の方からアドバイスもいただきました。
3月23日(日)わが家の前の持ち主が裏路地に残して下さった椿が咲き始めています。
夕方5時、市役所の「堺浜整備推進室」から電話が入り、「そろそろ退庁します…」とのこと。もちろん「どうぞ」と返事をしましたが、先方は明日の予算委員会に備え、私から問い合わせなどがあることに備えてくれていたようです。「質問内容を知りたい」…との気持ちもあったのでしょうが、突貫工事をしているシャープ工場に合わせて、どうやら休日出勤が常となっている様子です。ゆめゆめ、シャープ進出の犠牲になって体調を壊すことなど無いよう願っています。質問事項の整理作業は、その電話の後になりました。
3月24日(月)市役所の隣にある裁判所で、正面玄関前の桜が開き始めていました。
予算委員会の総括質疑。共産党が21日の続きを済ませた後、3人の議員が質疑に立って、私はしんがりを務めました。この質疑で確認できたのは、次のようなことです。
●清水建設鰍ヨ発注問題には2つの問題があった…
最初に取り上げたのは中小企業クラスター用地造成と水道配水管布設工事。「これらの工事の発注についてどんな問題があると認識しているのか」と質したら、@競争入札ではなく随意契約にしたこと、A指名停止中の業者への発注…との答弁がありました。
●指名停止業者への発注は、シャープに利益…
堺市の規則では、指名停止中の業者への発注を禁じています。しかし、「市長が市民の利益のため」と判断したときは除外されるという但し書きがあるため、それに従ったと…市当局は説明してきました。いったいどのような「市民の利益」があるのかと質問したところ、シャープ鰍フ操業を早めることが市民利益だという答弁です。
●自治体のコンプライアンス(法令遵守)よりもシャープの早期操業が大事…
それなら、談合業者へのペナルティーというコンプライアンスの尊重よりもシャープ鰍フ利益を選択したのか…と、決裁した市長と上下水道事業管理者に問いました。答弁はあいまいでしたが、その判断の正当性は住民訴訟によって司法の場で裁かれます。
●阿坂墓地での里道や市有地の不法占拠問題
総務財政委員会で指摘した後の対応状況を質しました。墓地管理委員会に対して、これ以上の不法状況拡大をしてはならないことを伝え、相手方も了承したとのこと。今後、不法占拠などを解決するため、毅然とした基本姿勢で話し合いに臨むことを求めました。
●討論では、議員の「海外視察」にも言及
予算案の採決に当たっては、今年度の海外視察問題などに言及し、注文を付けました。