5月10日(土)昨夜来の雨が一日中降り続いています。気温も季節が逆戻りしたよう…
《2008.5.10〜11》
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※5月9日以前の日記は、前ページに掲載
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早朝、雨の大泉緑地を歩きました。いつもよりぐんと少ないとは言え、雨具が必要な日も続ける…という方は相当数いらっしゃいます。午後は大阪市内に出て、随意契約問題の勉強会。そして夕方から、また熊取町へ。今夜は2つの地区で「議会報告会」が開かれるということでしたから、まず京大原子炉実験所の前を通って朝代公民館に向かいました。しかし、雨の夜道で、旧集落の中にあるらしい会場を見つけることができず、もうひとつの会場・大原公民館を探すのも苦労しましたが、何とか行き着くことができました。
●参加住民から手厳しい意見が続出
こちらの会場は、昨年、前町長の辞職に至る事件の舞台となった「大原町営住宅」のそばにあり、この住宅の住民も参加されている様子でした。参加者の議員に対する質問が行われている途中から傍聴させていただいたのですが、なかなか手厳しい指摘が出ていました。「そんな答弁やったら町長が言うてるように聞こえる。議員と理事者は違うはずや」…。「何でも賛成で通してしまう議会でええの?」…。「後期高齢者医療制度は弱いものへの配慮が欠ける。議会を挙げて府や国に見直しを求めてほしい」…。「広報では通り一遍のことしか書いてないから町政の実態が分からへん。ある議員が新聞折り込みで配った議会報告には血が通っている」…。
●「でもええ試みやから、続けて…」に、議員の皆さんが感謝
これに対して、この会場での議会報告を担当した5人の議員は、「宿題をいただいたことは議会で協議の上、きちんと文書にして区長に届ます」と約束。また、閉会時に「ええ試みやから、これからも続けてや」と言って退場する住民の方々を、「雨のなかを集まって下さってありがとうございました」と礼を述べながら、会場前の道路に出て見送っていました。
5月11日(日)早朝まで残っていた雨は上がりましたが、気温の回復は遠いようです。
金岡公園陸上競技場で開かれた「堺市障害者スポーツ大会」の開会式に出席。この大会は全国大会の予選を兼ね、また今年は、北京パラリンピックの出場選手も参加されたようです。
午後は、昨日に続いて熊取町の議会報告会を見に行きました。きょうの会場は「桜が丘老人憩いの家」。おそらく30年余り前の宅地開発地域と思われ、駅に近い丘陵地に戸建て住宅が並んでいます。昼間の開催ということもあってか、参加者数は昨夜の会場の2倍強。比較的若い女性の姿も見えました。また、中には、議会傍聴や情報公開制度を利用して、日頃から町政動向に関心を抱いておられる方もいらっしゃる様子で、議員側との議論に深みが感じられる報告会でした。