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《2008.5.12〜14》
5月12日(月)今朝はかなりの冷え込みを感じたため、冬服を引っ張り出しました。
朝は、地下鉄・新金岡駅C出入口で議会報告。他の入口に比べて利用者はいちばん少ないのですが、階段の前に置いてある箱からご自分で「議員活動報告」をお持ち下さる方もいらっしゃいます。街頭活動を終えてから、明日、熊取町で開催する「第86回自治体議員勉強会」の資料作成など、準備にかかりました。また夜は、市政・法律相談。きょうの相談者は、いずれも悪徳な業者の被害にあった方々でした。腹立たしい思いを抱きながら、損害の回復方法をご一緒に考えさせていただきました。
5月13日(火)気温は回復方向。しかし、午後から天気が崩れ、夜には激しくなりました。
今朝は、中百舌鳥駅南側での議会報告。この駅前でお配りする「議員活動報告」は毎回増え、エールを送って下さる方も一段と多くなりました。
午後から、熊取町議会の委員会室で、「第86回自治体議員勉強会」を開催。同町議会が今年3月に全会一致で可決した「議会基本条例」をテーマとして、条例制定に尽力された大村敏夫議員と藤原敏司議長、辻康裕議会事務局長のお話を伺いました。「住民の皆さんから信頼されない議会は存在価値がない!」…大村さんの明快な語り口は、参加者の胸によく響きます。ちなみに、きょうの勉強会には、茨城県、愛知県、奈良県、兵庫県、和歌山県、それに大阪府の各自治体議員の皆さんら44人が出席しました。
▲左から、大村議員、藤原議長、辻事務局長
5月14日(水)昨夜の激しい雷雨も朝には収まり、さわやかな気候が戻ってきました。
きょうは、台湾からのお客様・劉建忻(Liu Chien-Sin)さんを堺市役所に迎えました。劉さんの名刺の肩書きには、「財団法人台湾智庫(シンクタンク)客座研究員」と書かれていますが、民主進歩党(民進党)の副秘書長(副幹事長)、行政院や台北市政府での要職経歴もお持ちの方です。
▲通訳の陳浩明さん(左)と劉建忻さん
劉さんは、日本の市町村合併について調査するため、ここ3週間ほど滞日中で、実際に合併を実行した自治体の事例を調べるべく堺市に来られました。まず、市長室に案内して木原市長と対談。続いて、日本の地方自治制度と堺市の合併歴史、旧美原町との合併経緯、合併に伴う財政問題などについては、それぞれの所管課長から説明してもらいました。
午後から、「古墳を見たい」という劉さんの希望で、
堺市博物館から、
ニサンザイ、
御廟山、
いたすけ、
七観山、
大仙(伝仁徳陵)の各古墳や
旧堺燈台を担当職員が案内してくれたので同行。日頃なにげなく眺めているだけの古墳や文化財について知識を深める機会を得ました。その後、市役所に戻り、元神戸新聞記者の松本誠さんを交えて懇談。松本さんは兵庫県・篠山市の合併問題を取材して、その問題点などを鋭く指摘しておられる方です。折良く、桃山学院大学での講義の帰り道に立ち寄っていただくことができました。