6月8日(日)昨夜降った雨は一時的で、予報に反して晴れ間さえみえる日となりました。
《2008.6.8〜10》
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※6月7日以前の日記は、前ページに掲載
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きょうの市政報告会には、初めてご参加下さった方が4人ありました。そのうちおふたりは北区外にお住まいの方々です。南区庭代台から来て下さった女性はご自宅に配布された「議員活動報告」を見て、また堺区戎之町から来られた男性はインターネット情報で、この報告会に関心を持っていただいたとか。ともあれ、参加者の皆さんの誰もが、議員の海外視察に対する怒りや、LRTの延伸計画に関する疑問をお持ちになっていらっしゃいます。たくさんの宿題をいただきました。
さて、昨夜の雨なども気になっていた「24時間リレーマラソン」のフィニッシュ・シーンを見たくて、市政報告会の前に出かけました。主催者のお話しでは、今年は30チームが参加、第1位は381.628q(126周+0.1q)を40人で走った「オレンジミウラ」で、3連覇だそうです。ちなみに、昨日の日記の写真はこのチームのたすきリレー。どのチームの参加者も楽しく走り終えた様子でしたが、関係者の方々は大変なご苦労だったことでしょう。お疲れさまでした。
6月9日(月)昨日の秋葉原。社会のひずみが凄惨な事件を生んでいるのでは…。
産業環境委員会での委員質疑が2人で終わり、私の発言は昼前になりました。議論テーマはシャープ誘致の根拠となっている「企業立地促進条例」。先に市当局は、共産党委員の関連する質問に対して、「機会あるごとに正社員を採用してくれるようにお願いしている」と答えていました。そこで私は、「いつ、誰が誰に対してお願いをし、相手方はどう答えたのか具体的に説明してほしい」と切り出し、「シャープ誘致交渉の経過を明らかにすべきだ」と迫りました。ところが産業振興局長は、「訴訟に関連する事柄だから説明を控えたい」と言いながら「答弁拒否ではない」と珍妙な抗弁。自分が所属しない委員会での水掛け論議になったので、「あらためて総務財政委員会で議論する」と宣言して矛を収めました。なお、明日の建設委員会(委員外議員発言)でも、シャープ進出に関わる議論をする予定です。
6月10日(火)ご紹介するのが遅れたペチュニア。この写真は、少々以前の姿です。
7人の委員が発言した建設委員会。その後で行われる委員外議員質問も、私の前に発言者が1人あるため、てっきり「5時近くになる」と思いこんでいたのですが、2時半ごろに早くも出番がまわってきました。きょうの委員会で議論したのは、シャープ工場の建設現場に入る作業員らの駐車場と、そこから現場に送迎する南海バスの発着場所として堺市が「目的外使用」を認めた市有地(8,934u)の話。「旧堺港周辺整備事業用地」として確保されながら一部未買収地が残る行政財産で、南海本線の堺駅近くにあります。
堺市は、三宝地区の交通渋滞を緩和するため、シャープ側に「パーク&ライド」方式を提案し、先方がこれに応えてくれたと説明しています。そのこと自体に異論を唱えるつもりはありませんが、問題は「使用料」を正規算出額(2か月分約1300万円)の半額にしたこと。市が定めている「行政財産の使用許可に関する取扱要領」の「減免基準」がねじ曲げられています。どうして、そこまで一企業への“奉仕”が必要なのか…。指名停止業者への発注と同根の問題が潜んでいると言うほかありません。明日の総務財政委員会では、10時から質問します。