今朝の気温は−1℃。風の冷たさを感じながら、昨日とりやめた挨拶まわりに出かけました。正午ころから小雨となったため、事務所に戻って休憩。午後もときおり雨粒に見舞われましたが、高層マンションの多い地域だったので助かりました。
なお、今日も2人のボランティアが来てくださって、事務所の仕事もはかどっています。
●昨朝、綿帽子のような雪を被っていたドウダンツツジ
2月14日(月)予報では「弱雨」だった午後の天気が、実際には「雪」となりました。
2月13日(日)お天気がよくなって穏やかな日です。最高気温は7℃まで上がりました。
今日の挨拶まわりは、ずっと以前からご支援いただいている方々の密度が高い地域です。午前・午後を合わせると、訪問先は100戸を越えました。
今日は、2月定例会のための議会運営委員会が開かれ、傍聴のために朝から登庁しました。議運では、通常どおりの議事運営の確認のほか、共産党から「議員報酬減額」、また大阪維新の会から「議員定数削減」の条例改正を提案したいという意向が示されました。共産党の改正案は、議員報酬(月額)を1992年の改定額に戻すというもので、議長15万円減(15.8%)、議員10万円減(12.8%)という内容。維新の会は、議員定数を7人減員し、堺区8、中区6、東区5、西区7、南区9、北区8、美原区2(各区とも1人減)にするという改正案です。
●昨年12月議会での「茶番劇第1幕」
そもそも、維新の会の定数削減案は12月議会で提案し、否決されたものとほぼ同内容です。公明党や民主党が維新の会案を上回る定数削減案を出し、3案とも否決するという茶番劇が市民の皆さんから批判を集めました。その12月議会で私は、「むしろ議員報酬を引き下げるべきだ」と呼びかけたのです。しかし、どの会派も応じてくれず、市長に対して特別職等報酬審議会の開催を求めました。私の提案に同意した市長が、報酬審議会に「議員報酬の額」などを諮問。審議会は、3月末に答申を出すべく、すでに2回の会合を開いています。
●「茶番劇第2幕」は、幕開け前に「公演」中止
報酬審の審議が進んでいるのに、唐突に報酬減額を提案した共産党。否決された議員定数減を再提案しようした維新の会。どちらも、近づいた市議選を前にしての有権者向けパフォーマンスであることが見え透いています。夕方まで、各会派間の調整が行われた結果、共産党、維新の会の双方が提案を見送ることで決着しました。きっと、報酬を下げたくない維新の会、定数減が議席減につながりかねない共産党、それに、報酬も定数も減らしたくないという他会派の思惑がもたらせた結果に違いありません。12月議会での3すくみ否決に続く「茶番劇」の第2幕は、幕開け前に登場人物(提案者)が退場するというお粗末な結末でした。
●広がる各区住民間の「1票の格差」…国勢調査に基づく各区定数の見直しは見送りへ
ところで、政令指定都市の各区の議員定数は、直近の国勢調査の結果に基づいて総定数を按分することが法律で決まっています。昨年の国調の速報値が発表されるのが2月25日となることから、今年4月の統一地方選挙に限っては前(1995年)の国調結果に基づくこともできるという臨時特例法が制定され、各政党はすべてその便法に乗るようです。しかし私は、1票の格差を小さくするためには最新データに基づく改正が必要だと思っており、明日の本会議で意見を表明します。本会議は午後1時開会です。