《2017.3.4〜6》
(1823)

※3月3日以前の日記は、前ページに掲載

私が初当選の折、ラスベガスやグランドキャニオンを訪ねる議員の「米国視察」が計画されたので、市民仲間と共に反対運動を起こしました。運動は住民訴訟に発展し、汚職事件が発覚したこともあって、海外視察は中断しました。その後11年を経た1992年に視察再開の話が持ち上がり、市民の皆さんからも「ほんとうに必要で、市民も参加できるなら…」との意向が示されました。
全国にも例をみない「市民同行」の海外視察が実現。「開かれた行政に意義」(読売新聞)など、マスコミの注目も集めました。そして、このとき実施された米バークレー市などを訪ねる視察には、公募で選ばれた2人の市民が参加したほか、某紙の記者も取材のために同行しました。余談ですが、その視察に参加した私は、バークレー市議会で開会前に市民の声を聴く制度を学び、堺市議会での実現をめざしたのです。そして、2012年に始まった議会報告会でやっと実を結ばせています。
実は、その折の参加市民のお一人Kさんや同行記者のSさんには、以後も折に触れてご意見を伺ったり、親しくしていただいてきました。このほど、それぞれの家族も伴って、数年ぶりの意見交換会が実現。場所は、S記者が赴任されている金沢市です。

月6(月時折雨の不安定な天気。最高気温14.2℃ですが、明日はまた寒くなるとか。

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月4(土久しぶりの金沢。寒さを覚悟して出かけたのですが、とても暖かい日に…。

朝からお昼過ぎまで、レンタサイクルを借りて金沢市内を巡りました。なお、昨日の到着後は、1日フリー乗車券で周遊バスを利用。訪問を機に、金沢市の観光施策も体験してみました。

月5(日今日の金沢は13.9℃と異例の暖かさ。兼六園散策中、コートは不要でした。

久しぶりに訪問した金沢は、新幹線の開通後、東京方面からの観光客が一気に増えたそうで、どこも人で溢れていました。Sさんが準備して下さった居酒屋も評判の店らしく、予約していない人たちが行列して席が空くのを待っています。この店で3時間ほど意見を交わした後、Sさんが誘ってくれた二次会の会場は「西洋音楽酒家」。1960〜70年代のロックやフォークを聴きながら深更まで話が弾みました。

大綱質疑の初日は、今期定例会から実施することになった「代表質問」から始まりました。また、事前に竹山市長の三選出馬表明がアナウンスされていた模様で、傍聴席にはテレビ各局のカメラが並んでいました。トップバッターの維新議員の質問には、「堺の自治を守る、そして発展させるのが私の使命」とお茶を濁した竹山市長。続く公明議員に、「7年間の取り組みは、今、つぼみが膨らんでおり、これをさらに満開の花として大きく咲き誇らせたい」と「出馬の決意」を語りました。公明議員が質問で使った「まさかの坂」も折り込んでいましたから、事前の“答弁調整”も万全だったと窺えます。明日午後は私の出番です。「出馬表明」がなければ割愛しようかと思っていた通告テーマ「今秋の市長選」に、言及せざるを得なくなりました。