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《2025.1.28~30》
1月28日(火)未明に雨だった模様。病室の窓から見ると昼間は快晴に。6.0℃~9.0℃。

実は、昨日の午後から入院しました。昨年末に前立腺がんの事後検診などのため膀胱内視鏡検査を受けたところ、腫瘍が見つかったからです。ドクターの話によれば、「おそらく良性だが、見つかった以上は検査をしておきたい」とのこと。2月議会が始まる前のこの時期を選んで「経尿道膀胱腫瘍切除術」(TUR-BT)を受けることになりました。
お昼頃の施術に備えて、昨夕と朝・昼は絶食。今朝6時以後は水分の摂取も止められました。予定より少し早く11時30分に手術室へ。12時30分に病室に戻りましたから1時間足らずで終了です。手術室ではまず腰椎麻酔を受けるのですが、細い針が背骨の間に入るときはうめきました。麻酔の効き目を確認の後、主治医がモニターを見せながら進行状況を説明。内視鏡のチャンネルに挿入された生検鉗子でごく小さな腫瘍をひとつまみで切除。傷跡は止血のために電気メスで焼かれる様子を確認しました。
病室に戻る際は尿道カテーテルを装着され、麻酔で下半身の感覚がないままベットに横たわっています。4時20分ごろ、看護師に膝を立てることを促されて、できましたが、完全に麻酔がとれたのは夜8時でした。8時20分頃、昨年1月2日に尿路感染で緊急入院した折にもお世話になった担当医が説明に来られ、「小さい腫瘍で、焼いて止血できているから、退院予定を一日早めてもよい」とのこと。後に説明に来てくださった主治医からは、「切除した腫瘍の検査結果は来診療で説明します」と伝えられました。

1月29日(水)明け方まで雨。病室から見える駐車場が濡れています。3.4℃~8.0℃。

昨日、術後の安静のためベッドで過ごし、うつらうつらしていたせいか、今朝は3時ごろに目覚めました。血栓予防ストッキングが両下肢を締め付けています。6時過ぎに検温に来た看護師が「歩行テストをしましょう」と促され、付き添いを受けながら病棟廊下を歩きました。「大丈夫だから外します」と言ってくれ、不快感からやっと解放されました。点滴も7時前に終了。11時には尿道カテーテルが外れました。
ところが、尿意をもよおしても排尿に至らず、新たな苦しみが発生。午後3時過ぎ、泌尿器外来に赴いて担当医にエコー検査を受けましたが、「100cc程度しか溜まっていないので、もう少し様子を見ましょう」とのこと。膀胱手術の後は排尿障害が起こることがあるそうです。「明朝様子を見て退院延期も考える」とも告げられました。排尿障害はその後も続き、午後5時過ぎから深夜まで3度の導尿対応を受けたところ、日付が変わる頃から自然排尿が可能となりました。

1月30日(木)入院4日目です。期待していた早期退院はあきらめざるをえなくなりました。

昨夜、発熱があったため、血液検査や尿検査を実施。どうやら尿路感染の恐れを確認されたようです。今日の退院は延期となりました。

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