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《2025.12.6
12月6日(土)今日は全日快です。明け方の気温ぐんと下がりました。20℃~12.7℃。

昨日の大綱質疑で議論した2つ目のテーマは、大仙公園で10月4日から運行が始まってい気球「堺バルーン」に関することです。
まず、3度にわたって現場に足を運びながら搭乗できなかった体験と、その折に感じた課題を指摘しました。なお、最初に確認を怠り、しくじった運行状況の情報提供などについては、ブログに書きましたから、既に一定の改善が見えます。
今回指摘した最大の課題は、当日受付の行列に3時間も並んで乗れなかった人や、長時間立ったままで体調を崩した人を目の前で見たことです。永藤市長に「どう思うか」と質したところ、課題改善の必要は認めたものの、開業時刻前から並んで疲れ切った人や、それでも乗れなかった人々に対する、いたわりや思いやりの言葉を聞くことができなかったのは残念です。
ともあれ、整理券の配布やスマホアプリの活用などを考えるべきだとの私の指摘に、文化観光局長は運用面での改善を約束しました。
続いて、気球発着場の周囲に敷き詰められているウッドチップについても質しました。雑草の繁茂を防ぐのが目的だそうですが、車椅子や手押し車を利用して気球体験をする障害者や高齢者の方々への配慮が行き届いていません。スタッフが親切に介助している光景は確認できたものの、アプローチ通路を整備すべきです。私の指摘に市当局は、「事業者と協議し、気球乗り場内の改善を検討する」と答えました。
また、これらの課題は私自身が現場で体験し、議論の必要を感じたのですが、運行開始から2か月を経て、本来は関係者が把握・認識してほしかったことだとも指摘しました。
また、気球に関係する観光施策として、JR百舌鳥駅前の風景についても議論しました。大綱質疑の報告は明日のアクション日記に続きます。

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