8月30日(火) 昼前から降り始めた雨が、水不足の地域の“恵み”になったでしょうか。
《2005.8.30〜9.1》
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※8月29日以前の日記は、前ページに掲載
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総選挙がスタートしました。大阪10区に立った旧知の候補者の第一声を聞きたくて、JR高槻駅前に出向きました。全国的にも注目される選挙区とみえ、にわかづくりの演壇の前は、おおぜいのマスコミ関係者に占拠されています。
最初にその演壇から語りかけたのは、候補者が公認を得た政党の前党首です。そして、評論家の佐高信さんが応援弁士をつとめた次に候補者本人が登壇。説得力のある演説はおよそ40分にも及んだでしょうか、共感の輪が聴衆に広がるのが感じられました。
ところで、きょうは、午前中に開かれる予定だった議会運営委員会を各陣営の選挙イベントに配慮して午後に変更。1日から始まる9月議会の日程や上程議案を確認し、初日本会議の議事運営などを協議しました。なお、議運終了後に会派会議を開き、議案の検討も始めました。
8月31日(水) 昨夜は掛け布団を用意して床に就いたら、朝方、ちゃんと使っていました。
各方面からいただいているご相談ごとを処理するため、きょうは市役所内の担当部署をめぐりました。
そして夜は、また高槻市内へ。昨日第一声を聞いた候補者陣営から「明日もぜひ来てほしい」と言われ、その個人演説会に参加するためです。会場は三好達治の墓もあるという古刹。住職は沖縄の基地問題などへの関心も深い方だそうで、演説会のために本堂が提供されました。
さらに磨きがかかった候補者の話とともに、私がしっかりとメモに書き留めたのは応援弁士の発言です。今夜の弁士は、元・吉本興業常務でフリープロデューサーの木村政雄さん。「去年の参院選で(候補者の)パンフレットに名前を載せさせてもらった。お陰で、堺市の顧問をクビになった」…。実は、「スーパーアドバイザー」という肩書きで堺市顧問に就任していた木村さんが、昨夏の選挙後に突然の辞任。「選挙がらみで…」との噂を聞いたので確かめたら、市の幹部は別の理由を挙げて否定しました。しかし、大勢の聴衆と各社記者を前にしての木村さんの発言が“真実”でしょう。
9月1日(木) ハリケーンや巡礼者パニックなど痛ましいニュース。残暑もぶり返しました。
午前中は、国勢調査と国民保護法に関する行政当局からのヒアリング。午後は本会議が開催され、事業会計(病院、水道、下水道)の決算など議案21本と報告12件、監査委員報告6件が提案されました。まず、6日(火)〜9日(金)、大綱質疑の本会議で議論するはずだったのですが、2人〜3人の質問者を立てることができる会派が1人に絞り、4日目の本会議は開かずに済ませるとか…。各党とも衆院選で忙しいのでしょうが、勝手なものです。