2月27日(月)雨はあがりましたが、空気の冷たい一日でした。
※2月26日以前の日記は、前ページに掲載
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《2006.2.27〜3.1》
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会派メンバーのスケジュール調整がつかず延び延びになっていた「予算説明会」が、きょう午前中にやっと開かれました。明日の本会議直前ということもあってか、市当局は、なるべく簡単に終わりたかったようです。その期待に背いて、メンバーからはしつこい質問が続きました。それに、出席した助役や局長だけでは手に余る(?)質問もあって、担当職員にも来てもらうことになり、結局、午後までかかりました。
ところできょうは、大綱質疑で取り上げるテーマがほぼ固まったので、質問準備のための調査にも出向きました。議論を予定しているのは、@市長の予算説明、A高齢者増税と介護保険料、B“黒字決算”の演出と下水道料金、C補助金行政の適正化、D各種偽装事件、E職員の服務規律、F政治倫理条例の法理と役割、G団塊世代向け自治体政策など…。
2月28日(火)夕方からまた雨が降り始めて寒くなりました。春は足踏みしてるようです。
2月議会が始まりました。市長が予算の提案に当たって読み上げた「予算説明」は、なかなか力のこもった文章で、政令指定都市「堺」の初代市長となる自負と意気込みが込められているように思いました。意外だったのは、読み終えた市長に拍手を送る人が誰もいなかったこと。内容に異論がある私などはともかくとしても、“与党”の議員たちに何の感動も与えていないとあっては、市長としても気になることでしょう。昨日の日記で予告したように、7日(火)に予定される大綱質疑では、この「予算説明」から議論を始めるつもりです。
ところで、「会議が公開されるなら倫理調査会に出席しない」と言っていた高岡武汪議員ですが、「非公開にはしない」という調査会の結論を聞いてから、また「出席するかどうか」迷っているそうです。事務局の確認に対して、きょうも、「もう一日考えさせてくれ」という返事だったとか…。政治倫理条例の第1条は、「議員及び市長が高潔性を自らすすんで市民に実証し」と、市政に携わる者の責務を規定しています。また、このことを実現するために設けられたのが資産公開の制度です。一般の市民にとっては「プライバシー」だと言えることも、高潔性を自ら立証する義務のある議員にとっては認められません。開催日は、「3日(金)午後1時なら出席OK」というご当人の最初の意向を尊重して決めました。高岡議員が、倫理条例の規定に従って出席されることを期待し、事情聴取の質問準備を進めています。
3月1日(水)「春は弥生」というのに、昨日からの雨が降り続き、肌寒い初日です。
昨日の「アクション日記」を読んだわけではないでしょうが、高岡武汪議員から明後日の倫理調査会に「出席する」との返事があったそうです。この上は、指摘した疑問点の解明に、ご当人が協力して下さることを期待したいと思います。
話は変わりますが、26日(日)に開催した合同議会報告会の際、会場の美原中央公民館に入ろうとして驚いたことがあります。ここを訪ねるときにいつも車を止める北側の駐車場が閉鎖されているのです。南側の駐車場は未舗装で、雨天だったこの日は足元が気になりましたが、やむなくそこに止めてから、公民館の職員に理由を質しました。すると、北側は隣接する図書館の駐車場で、「きょうは蔵書点検のため図書館が休館日だ」と言うのです。どちらも市が設置する社会教育施設なのに、駐車場のなわばりを決め、利用者の便宜を損ねるというのは、まったくの“お役所仕事”。その場で改めてもらいました。
そばで成り行きを見守っていらっしゃった市民の方に聞いてみると、「そんなものだと思っていた…」とのこと。旧美原町住民の方々は寛容な方が多いようです。実は昨日、教育委員会の生涯学習部長と中央図書館長から、「今後は改善する」との約束ももらいました。