《2007.8.2〜4》
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※7月30日以前の日記は、前ページに掲載
8月2日(木)ホームページ・アクセスが30万を超えました。ありがとうございました。
「アクション日記」月別インデックスへ
きょう午前中に、このホームページを訪れて下さった方のどなたかが、「30万」のカウンター表示に気付かれたことでしょう。2002年9月2日に開設して以来、4年11か月。アップロードする前(8月12日)から書き始めた「アクション日記」も、524ページになりました。皆さんに励ましていただいて、一日も欠かすことなく続いています。
このところ、各方面からのご相談が相次いでいて、今朝も北区役所での協議に同席。その後、来所や電話によるご相談に応じてから、午後遅く登庁して処理に当たりました。
●ベゴニアサザーランディが美しい花を付けています。行きつけの喫茶店マスターから株分けをしていただい花です。
8月3日(金)台風は九州、四国、中国を抜けて日本海へ。当地も強い風が吹きました。
朝から、30万アクセスを祝い、長引く風邪を見舞う電話やメールをいただきました。ありがとうございます。風邪を治しきるため、きょうは事務所で仕事をすることにし、昨年暮れに九大名誉教授の斎藤文男先生から依頼されていた、倫理調査会の資料の調製にかかりました。
斎藤先生に初めてお目にかかったのは、1984年、福岡県飯塚市の市民グループが開いた学習会の席だったと記憶しています。その市民グループは倫理条例や情報公開条例の制定運動に取り組んでいて、斎藤先生が情報公開の話を、私は倫理条例について話しました。以来、福岡県や九州各県の自治体で倫理条例制定が進み、何度もシンポジウムなどで同席させていただきました。そして、斎藤先生は各地の条例づくりや運用にあたっての牽引役を果たして下さったのです。昨年は、石崎善隆議員(当時)の資産報告書をめぐる堺市倫理調査会の審査の行方に大きな関心を寄せられていました。「いずれ落ち着いたら、まとめて資料を送って下さい」と依頼を受けながら、約束を果たすのが延び延びになっていたのです。
8月4日(土)浴衣姿で地下鉄駅に向かう若者たちを見ました。きょうは、淀川花火大会。
午前中、お約束していた若いお母さん(Fさん)が事務所にお見えになり、お目にかかりました。ご自宅ポストに届いた「議員活動報告」を読んで、「話を聞いてもらえそう…」と思い訪ねて下さったとか。Fさんのお子さん(2歳)は、生後6か月で細菌性髄膜炎にかかり、けいれんや意識不明の症状を伴いながら死の淵をさまよわれたそうです。現在、後遺症状は見られないようですが、病名も知らなかった重篤な病に突然襲われた我が子を看病した不安と苦しみを「ほかのお母さんが味合われることがないように」と、涙ながらに語られました。
きょうは、この病気の専門医でもある武内一医師もいっしょに来て下さいました。武内先生のお話によると、日本では、インフルエンザ菌b型(Hib)による髄膜炎に年間600人ほどが罹患し、死亡率は5%。後遺障害の残る子どもも多いそうです。1997年のWHO勧告によって、すでに世界100か国以上でワクチン接種が行われ、ほぼ100%の予防効果を示しているとか。対応が遅れている我が国では、今年1月に厚労省がやっとワクチンを承認したものの、実際の接種はまだまだです。武内医師は、「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」の副代表も務めていらっしゃって、「予防接種法上の定期接種として実現できるように力を貸してほしい」とのご要望をいただきました。
私からは、以前、インフルエンザ・ワクチン集団接種の問題点を追及しながら中止に至らせた体験などをお話しし、私なりの調査や検討を早急にした上で対応させていただきたいと申し上げました。効果の不確かなインフルエンザ予防接種を強制したときとは異なって、日本国内にHibワクチンのメーカーがないことが、国の対応を遅らせているのかもしれません。