12月7日(金)大泉緑地の「皇帝ダリア」。下から見上げてカメラに納めました。
《2007.12.7〜9》
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※12月6日以前の日記は、前ページに掲載
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大綱質疑本会議の2日目は、共産党が午前中いっぱい、午後からクリエイティブ・フェニックスと田中丈悦議員が発言しました。昨日より少し長かったものの3時すぎに終了。やはり、会議時間はいっぱい残りました。議会運営委員会を傍聴してから、市当局と打ち合わせ。10日の本会議に、報酬審議会の答申などに基づく報酬や給与アップの議案が追加提案されることになり、質疑を行うことにしました。
さて、今朝の大泉緑地の空は雲が多く、金星と月に出会えた時間はほんの僅かでした。
12月8日(土)今朝の大泉緑地は雲が広がり、月も星も見ることができませんでした。
市民グループ「議員の海外視察を考える市民の会」が主催するシンポジウムが、堺市総合福祉会館で開かれたので傍聴させてもらいました。土曜日の夜という出かけにくい時間だったのに、予想を超える市民の方々が集まっておられました。しかし、参加した堺市議は私一人でした。
きょうは、ゲストスピーカーに中辻和子さん(1992年視察の同行市民)、高山晃一さん(神戸市議)、増田京子さん(箕面市議)の3人を迎え、それぞれの海外視察への関わりなどについての発言がありました。
中辻さんは、15年前になる帰国後の報告会(市民も参加)でも感動的な話をして下さった方ですが、きょうも、次のように説得力のある言葉を聞かせて下さいました。
▼きょう、この会に出席しようと思ったのは、公費で海外視察旅行に参加させてもらった者の責務だと考えた。
▼自分が同行したとき「お目付役」という報道もあったが、そうではない。公開を進めようとする市議会の姿勢を実際に見、また協力するためだった。参加中はメモを離さず緊張の連続だったけど、意義深い視察ができた。
▼あのときから市議会がオープンになると期待していたのに、参加予定の議員すら市民のアンケートにも答えないというのは、公費で旅行する人、またそれを決めた議員としていかがなものかと思う。時代に逆行しているし、「議員には説明責任がある」という自覚ができていないのだろうか。残念のことだ。
また、増田さんや高山さんも、それぞれの取り組みを報告しながら、「このようなシンポジウムが市民の手で開催されたことが素晴らしい」と、堺市民の動きを評価されていました。
なお、1992年12月22日の海外視察報告会で中辻和子さんが話した言葉は、報告会を聴きにきた人たちをうならせました。「同質社会には弱点があります。私たちの参加は、議員だけという同質社会に異質の市民が加わることによって、その弱点を補うことができました」。“与党”による多数決で事を進め、市民の質問にも答えず、自民、民主両党だけで“海外視察”に行く…堺市議会は、“異質”をどんどん排除して、同質性をますます高めています。
12月9日(日)今朝も雲の多い空で金星には出会えませんでした。それに晦日月です。
明日の本会議に提案される職員のベースアップ、議長や特別委員会正副委員長、それに教育委員と非常勤監査委員の報酬引き上げ議案への質疑に備えて、人事部の担当職員らは休日出勤だったようです。質問予定項目をまとめて、メールで送りました。なお、きょうは家人が出払い、留守番をすることになったので、事務所から自宅に通じる階段などに久しぶりのワックスがけ。…これは私の仕事です。