選挙後、最初の市政報告会を開きました。予想を超える大勢の方々が来て下さり、あわてて椅子を補充。お配りした「議員活動報告」の案内をご覧になって“初参加”という方も多く、自己紹介をしていただくのに約１時間を要すほどでした。また、参加者は北区だけでなく、堺区、東区、南区、美原区などからも足を運んでいただき、「わが区のこともよろしく！」と念を押されました。それに、選挙運動で運転やウグイスなどの役割を一所懸命に果たしてくれた学生たちも少し遅れてやって来て、夜まで歓談が続きました。

朝は、三国ヶ丘駅前で議会報告。３月１２日にこの場所に立たせていただいて以来、２か月半ぶりです。それでも、選挙前と比べて皆さんの反応は濃くなっているようで、何人もの方々から握手を求められました。
事務所に戻ると、堺市が発注する業務に関する相談の電話をいただいたので、午後から登庁して調査を始めました。とりあえず、理財部の契約課と調達課を訪ね、土木部の関係課などからも事情を聴きましたが、「詳しい説明は明日」ということで、宿題を預けています。

今月の駅前議会報告の締めくくりを、地下鉄・中百舌鳥駅⑧出入口前で行いました。この場所は、南海高野線や泉北高速から地下鉄に乗り換えられる方々のほとんどが利用され、また、逆コースの乗り換えをされる方も多い出入口です。南海側の電車が着くたびに、怒濤のように流れてくる人々の群に飲み込まれそうになりながら、配布メンバーは大忙し。みんな急ぎ足の人々の間をかき分けるように近づいて来て手を差し出される方や、ときには、別方向を見ているメンバーの手からまるでひったくるようにして「議員活動報告」をお持ちになる方もいらしゃいます。そして、少し離れた位置でスピーチしている私のところまで来られて、手を握りしめて激励して下さる方々もたくさんありました。ありがたいことです。
ところで、今朝のスピーチには次のような一節を加えました。
「昨日の松岡農水大臣の自殺は大変ショッキングな事件だった。事件の背景に何があり、松岡さん自身がどのような人物であれ、人が自分の命を絶って事の解決を図ろうとしたことは悲しく、残念な出来事だ。しかし、これによって政治資金をはじめとする不透明な“政治とカネ”の問題、緑資源機構の談合事件と大臣・族議員との関係などがヤミに葬られることがあってはならない。また、松岡大臣をかばい続けた安倍首相の責任が問われる。参院選を控えた国会論戦を注視したい。そして、堺市議会では、改選前の議会に私たちが提案したものの、継続審査から廃案に至った政務調査費の領収書公開を実現する条例改正に全力を注ぎたい」
なお、駅前報告を終えてすぐ市役所に向かい、午前中は土木部などから昨日の続きのヒアリング。午後、議会運営委員会の傍聴を挟んで、市教委の教職員課長らからも事情聴取。さらに、市役所とは別の場所にある上下水道局庁舎を訪ねて、担当課や局長と面談しました。