7月26日(土)月曜日が休日だったこともあってか、この1週間はとても短く感じました。
《2008.7.26〜29》
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※7月25日以前の日記は、前ページに掲載
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朝早く、タイに赴任中の実弟が帰国し、いっしょに特別養護老人ホームの母を訪問。写真や手作りの“家系図”を見ながら話していると、母が「孫たちの顔を見たい」と言い出したので、「来年、白寿のお祝いを…」と提案。午後からは特養の夏まつりが催されたため、弟を駅に送ってから再び母のところへ。きょうは、“一日孝行息子”を務めました。
●先日、美原区のHさん宅を訪ねた際にいただいて来た「ソラナム・ビッグボール」。ミニトマトと同じナス科の植物です。
7月27日(日)猛暑はいつまで続くのでしょうか…。各地で40℃近い気温を記録。
夏ばてを防ぐため…という理由を付け、外出を控えて事務所で仕事。資料の整理などをしながら、いま取り組んでいるさまざまなテーマについて考えてみました。先日、東京で夜遅くまで語り合った記者(実は、お二人は元記者)の方々は、倫理条例制定運動やその後の私の議員活動をずっと見守って来て下さった方々で、あのころと変わらない情熱をずっとお持ちのようです。こちらも負けてはいないつもりですが、果たして世間のお役に立てているのかどうか…。
7月28日(月)出張先のニュースで知った子らの増水死亡事故。痛ましい限りです。
総務財政委員会の行政視察で岡山市を訪問。視察目的のひとつは、2006年に就任した企業経営者出身の高谷市長が提唱し、実施している「行政サービス棚卸し(事業仕分け)制度」です。行政サービス基本台帳を作成し、事業優先度や総合評価を各局が自己点検。さらに、市民に価値観を問う必要がある事業については、学識経験者、団体推薦と公募による市民の手で「市民事業仕分け」をするという制度の仕組みや実施状況について調べました。その後、市街地再開発事業の中で建設された「岡山シンフォニーホール」を見学。稼働率が90%近いという驚異的な運営状況などについての説明を受けました。
7月29日(火)厳しい暑さの広島のまちは、間もなく「8月6日」を迎えます。
きょうの視察に備え、昨夜は広島市内に宿泊。ホテルが平和記念公園のそばにあったので、早めに起床して、6日の式典を控えた原爆死没者慰霊碑の前で祈りました。1時間余り公園内を巡ってから平和記念資料館を見学。午前中に訪問した広島市役所では、ベンチマークを採り入れた行政評価制度と「仕事宣言」、財政改革などについて調査して予定を終えました。その後、広島市の職員の方から「ぜひ見てほしい」と言われていた広島市現代美術館へ。
実は今朝、開館を待って平和資料館に駆け込んだのは、中国新聞の朝刊で、県立高女1年生(13歳)だった被爆者の記事を読み、どうしてもその展示品(当人手製の夏服=写真)を見ておきたくなったためです。折しも現代美術館では、このような被爆衣服を撮った写真家・石内都さんの作品展を開催中。その展示会場で監視員をしている女性に質問すると、この方も被爆者でした。当時、国民学校の3年生(8歳)。全身に火傷を負いながら家族のもとで命を救われたものの、あの朝以来、級友のだれに会うことも叶わなかったそうです。