※4月11日以前の日記は、前ページに掲載
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《2008.4.12〜15》
4月12日(土)中国で「迎春花」と呼ばれるオウバイ(黄梅)が、たった一輪咲きました。
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堺市が10億円の公共工事を随意契約で指名停止中の清水建設に発注した問題で、住民監査請求と訴訟提起を同時に行った女性たちが、「許しません!10億円“官製”談合」と題するチラシを作成しました。このチラシでは、初公判=4月17日(木)10:15〜大阪地裁(民事7部)の傍聴やカンパを呼びかけています。
◆カンパ=ゆうちょ銀行00980-5-207129「アカンやろ!指名停止中業者との随意契約」。◆連絡先=坂田正子代表(TEL362-4887)・西村夫佐子副代表(TEL261-3636)。
きょうは一日、事務所で原稿書きに追われました。一息ついた夕方、堺区田出井町のHさんがご夫妻で来訪されて意見交換。また、美原区南余部の方からご相談の電話がありました。
4月13日(日)「春に三日の天気なし」の言葉どおり、夕方から雨が降り出しています。
きょうは何も予定を入れずに、少しのんびりさせてもらいました。午前中は、花鉢を動かしたり植木の枯れ枝を取り除くなど外仕事。遅めの昼食をとりながら、なにげなく見ていたNHK教育テレビのドキュメンタリー番組に引き込まれました。早朝に放送される「こころの時代〜宗教・人生〜」の再放送で、テーマは「離散者として生きる」。在日朝鮮人作家・徐京植(ソ・キョンシク)さんの語りが、重く心に響いてきます。軍政下の韓国で投獄された2人の兄が刑務所で受けた拷問のこと。そのときに読んだプリーモ・レーヴィの「これが人間か」(邦題「アウシュヴィッツは終わらない」)のこと。18年も獄中にいた兄と離散していた自分や家族のたたかい。解放された息子と会えずに逝った母。他方、「必ず生きて帰れる」ことを信じてアウシュビッツの地獄に耐えたユダヤ系イタリア人と、その本からの教示……。 ●NHKによる番組内容の紹介はこちら
4月14日(月)なぜか、今年はオウバイやドウダンツツジの花付きが悪いようです。
堺市役所から、「健康福祉局保険年金部長」名によるファックスが届きました。内容は、後期高齢者医療制度を「長寿医療制度」とPRしてほしいという厚生労働省の通知があったことの報告です。明日、75歳以上の方々の年金から保険料が天引きされるのを前にして、「身近で親しみやすい“通称”として…呼ぶことにした」というのですが、こんなごまかしテクニックは、きっと高齢者の怒りを増すだけでしょう。
きょうは、以前から気になっていたことなどを調べるため、大阪府庁に足を運びました。
4月15日(火)八重桜やハナミズキの季節。あちこちでヒラドツツジも咲き始めました。
朝から市役所に行き、この間にたまっていたご相談ごとの処理で、市教委や土木部をまわりました。「急ぎませんから…」と言われていても、ご返事は早いに越したことはありません。そう思いながら、ついつい遅くなって申し訳ありません。夕方から大阪市内に出て、弁護士さんたちの知恵もお借りしました。10億円随契訴訟に対する堺市側の反論も届いたようです。