4月16日(水)前回の降雨日から2日をおいて、また雨天。まさに春の気象です。
《2008.4.16〜18》
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※4月15日以前の日記は、前ページに掲載
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これまでの議会運営や議会のあり方そのものを抜本的に変革する「栗山町議会基本条例」が、2006年5月18日、北海道の栗山町議会で制定されました。遠いけれど、ぜひ栗山町を訪ねたい…と思っていたところ、わが家から1時間ばかり車を走らせれば行くことができる大阪府・熊取町で、今年3月27日に「議会基本条例」が制定されたことを新聞記事で知りました。午前中、その熊取町議会を訪問。議長の藤原敏司さん、前議長の大村敏夫さんとお目にかかりました。大村さんは条例案を審議する特別委員会の委員長を1年余り務め、この条例を全会一致可決に至らせた方です。きょうは、お二人から制定経緯などの概略を伺い、折角なので次回の自治体議員勉強会のテーマとさせていただくこともお願いして、快諾を得ました。
熊取町からの帰路、5年前まで勤務していた桃山学院大学に立ち寄り、松浦道夫学長と久しぶりに懇談。また、かつていっしょに仕事をした職員の皆さんとも情報交換させてもらいました。事務所に戻って、昨日のご相談事の処理。夜は、また新しい市民相談をお受けしました。
4月17日(木)昨日からずっと雨…。名古屋高裁が自衛隊イラク“派兵”に違憲判決!!
指名停止中の清水建設鰍ノ堺市が約10億円の工事を発注した事件について、大阪地裁での裁判が始まりました。住民から工事中止と代金支払い禁止を求める訴えが起こされたことによるのですが、堺市長らは初公判前に答弁書を出して次のような反論をしていました。
@住民訴訟は監査請求を前提としているので、その結果がまだ出ていないのに訴えを起こすことは違法だ。
A実際に工事をしているのは清水建設鰍セから、住民が堺市に対して工事中止を求めることはできない。

しかし、きょうの法廷で裁判長は、異例な提訴であることを指摘しながらも裁判を進めることを宣言。10日くらいの内に監査結果が出ることを斟酌されたようです。次回の公判は、5月27日(火)午前10時〜とし、20日までに反論書面を提出することなどが決まりました。傍聴席には原告など住民が15人、堺市職員など被告側が7人座り、記者さんの姿も見えました。閉廷後、小雨の中を歩いて大阪府庁へ。少し時間があったので造幣局の“通り抜け”に寄り道したら、昨年の選挙でお世話になったSさんと大勢の人波の中でお会いすることができました。
4月18日(金)3日連続の雨天。関東地方では強風と豪雨で被害が出ているとか…
「中百舌鳥小学校の通学路になっている踏切が危険です…」というメールをいただいたので、30分あまり現場を観察していました。毎朝、この場に立って下さっている「子ども安全見守り隊」の方々や、ここまで見送りに来られた保護者の声も聞きました。登庁して、通学路を担当する市教委学務課、交通安全を担う土木監理課と協議。
学校長とも連絡をとりながら、子どもたちの安全を確保する方策を探っています。午後は事務所に戻って、自治体議員勉強会の案内書作成と発送作業。