5月20日(水)朝から快晴です。天気が崩れる前に…と、街頭活動を繰り上げ実施。
※5月19日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.5.20》
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地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口で議会報告を行ってから市役所へ。昨日は結論が出なかった議長と副議長の人事について協議が続きました。しかし、“与党”会派が最終的に提示した人事案は、議長=星原卓次議員(公明)、副議長=高岡武汪議員(自民新会派)で、全会派同意を得ることができず、明日の本会議で選挙が行われることになりました。なお、私が提案した北野礼一議員の名誉回復再登板は一顧だにされず、所属会派(自民党市民クラブ)からも拒否されたようです。星原候補に特段の異議があるわけではありませんが、私としては、筋を通して北野議員に投票するつもりです。
なお、副議長については「協議に応じる用意がある」と意思表明していたのですが、高岡武汪議員では同意できません。その理由の第一は、旧美原町議だった高岡議員が在任特例で堺市議となった折の倫理条例に対する姿勢で、次の新聞記事に端的に書かれています。
▲朝日新聞(2006.4.29)
なお、この記事に関連する「堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会」(倫理調査会)の「意見書」には、記事内容にある収入や土地所有権の記入漏れが指摘されたことが書かれています。また、次のような「付属意見」も付けられました。
@高岡武汪議員の資産報告書の審査にあたっては、3回にわたって文書回答や疎明資料の提出を求め、また、事情聴取のため倫理調査会への出席を求めることになった。初めての提出で不慣れであったということを理由として、同議員からの回答が二転三転する事態は異常である。
A事情聴取のため倫理調査会への出席を求めた高岡議員から、審査回数が例年の審査よりも多くなっていることについて「税金の無駄遣い」という指摘があった。しかし、審査を重ねる主な原因は、同議員の資産報告書に関する審査上で発生したものであって、このような倫理調査会への批判は遺憾である。
B出席した倫理調査会において、高岡議員は「こういうことが倫理委員会(正しくは「倫理調査会」)で指摘されたから、それで私はそのものについて訂正させていただいたらそれでいいかと、このような考えを持っておりました」とも発言した。「質問や指摘がなければ訂正しないでおこう」とも推測される考え方は、倫理条例が求める議員の職責や資産公開制度の趣旨についての理解が不十分であることに起因するのであろうが、今後、条例の趣旨を正確に理解し、真摯かつ誠実な対応を求めたい。
※これらの指摘は、倫理調査会委員の全員が一致して行いました。しかし、高岡議員や所属する自民党からは何の反省の意も示されず、同議員のホームページでも言及はありません。