《2009.7.20〜23》
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※7月19日以前の日記は、前ページに掲載
7月20日(月)海の日。昨夜は激しい雷雨となり、中国地方で浸水や竜巻の被害が…
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明日は、麻生首相が予告した「衆院解散」の日。解散から投票日まで40日は異例で、8月中の投票日というのも戦後初めてだそうです。麻生首相は、2人の首相が政権を放り出した後、昨年秋、自民党の「選挙の顔」として選ばれました。もともと選挙管理内閣のはずで、本来なら就任直後に解散して民意を問うべきでした。しかし、「首相の座」と「解散権」に執着した麻生さんは、結局、大逆風の中で権利を行使することになりました。政権交代の可能性が増すに従い、堺市長選への影響はないのか?…現職は多少不安を覚え始めているかもしれません。
ところで、衆院解散を決める明日の閣議は朝8時に開催されるとのこと。閣議は通常9時開催なのに、署名拒否閣僚が出るのに備えてのことだそうです。政権党のお家騒動はまだまだ…。入院中のSさんに、ご当人が「好きだ」と言っていた藤沢周平作品の朗読テープを届けました。
7月21日(火)昨夜も雷雨。いったん上がった雨が、予報よりも早く降り出しました。
「雨は午後から」という予報を頼りに、中百舌鳥駅の南側で議会報告を始めました。先日の北花田駅同様、湿度の高さを気にしていたところ、8時すぎから小雨が落ち始め、終了間際には本降りです。それでも街頭活動をスケジュールどおりに終えることができ、ホッとしました。
さて、衆議院も、午後1時に開会された本会議で予定どおりに解散。政権の「奪取」と「死守」を目指す総選挙が8月18日に公示されることになりました。
●さっそく始まった街頭“口撃”
午後2時すぎに堺東駅前を通りかかると、公明党が16区前職の名前を書いたのぼりを立て、「解散後第一声」という宣伝活動中。弁士の府議や市議が、民主党と新人候補を激しく批判していました。府議=「民主候補は、市会議員や府会議員として何か実績を残したか? 実績のない権力志向だけの候補者だ」。市議=「民主党の政権交代はイメージだけ。北朝鮮に反対しなかった(?)社民党との連立政権ができたら安全保障はどうなるか。小沢・鳩山は金権体質。小沢のための政権交代が起きてもいいのか」…。そんな論法を聞きながら、公明党はかつて、その小沢氏と組んで「新進党」をつくり、のぼりの主の後援会の会合に小沢氏を招いたこともあったな…と、ふと思い出しました。ともあれ、日ごろの市議会での温厚な発言ぶりとは異なる激しい攻撃口調の演説です。ただ、人々が行き交う中、立ち止まって耳を傾けているのは私ひとりだけだったのではないでしょうか。
7月22日(水)昨夜の雨が未明に上がりながら、きょうも朝のうちにパラっと来ました。
地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口で議会報告。午後から登庁して、道路部からのヒアリングなど、調査や連絡に追われました。
7月23日(木)久しぶりにしっかりした日差しが現れましたが、夕方ににわか雨。
所用のため神戸市へ。また、明石市にも足を延ばし、8年前の7月に花火大会で11人(うち子ども9人)の死者を出し、さらに12月には砂浜陥没事故で女児1人が犠牲になるという惨事があった大蔵海岸なども見てきました。