《2009.9.13〜14》
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9月13日(日)昨日の雨はすっきり上がり、秋晴れのハーベスの丘が賑わっていました。
久しく手入れを怠っている花の苗を仕入れるため、和泉市の大型園芸店に出かけました。途中、「堺・緑のミュージアム」として堺市が開設している「
ハーベストの丘」に立ち寄って、調査中の現場を確認。2000年に開園したこの農業公園も、最近は入園者数が減少傾向にあるとのことです。もっとも、季節と天候に恵まれたきょうは、大勢の親子連れが訪れ、併設の農産物直売所も混み合っていました。
午後、堺東駅前を通りかかると、市長選に立候補したある陣営が街頭演説を始めるところでした。応援弁士として車上に立った橋下知事が、「なれ合って楽をしようと思っている人はダメ。市長や議員は馬、市民の皆さんはジョッキーです。あの市役所に走る馬を放り込み、ムチを打って走らせなければいけません。楽をして寝ている馬はダメなんです」と、右後ろの建物を指さしながら大熱弁。聴衆から大きな拍手が起こりました。駅に通じるペデストリアンデッキに上がってみたら、他陣営に組みする(?)市役所職員数人とB市議が様子を窺っていました。
事務所に戻ると、「誰に投票したらいいのですか」との問い合わせ電話がありました。残念ながら、ご自身でお決めいただくしかありません。しかし、「投票には必ず行って下さい」とお願いしました。(ホームページのアクセスカウンターの数字が54万を突破。8月議会から平日も休日も2倍ペースです)
9月14日(月)やはり秋…。花鉢への水やりが朝の一回だけで済むようになりました。
朝のうちに昨日買ってきた花苗を植え付け、きょうは一日、事務所で仕事することにしました。まず、11月8日〜9日に予定している第90回自治体議員勉強会の案内などを作成。今年
4月19日の青森市長選に当選した
鹿内博さんと語る会を催します。鹿内さんは「無所属市民派」として、自民、公明、連合あおもりが支援した現職候補に圧勝しました。まさに政権交代の予兆だったわけですが、この選挙で青森市職労(社民党系)は現職に付き、共産党は候補者を控え、民主党は自主投票でした。昨日、橋下知事はこうも言っていました。
▼選挙は闘いだ。なれあいの選挙なんかありゃしない。自民、公明、民主、汚いったらありゃしないですよ。民主党も民主党だ。あれだけ一所懸命争って、国の形を抜本的に変えると言ったのに、なんで堺市では、自民、公明と手を組むんですか。おかしいじゃないですか。これを言えるのは堺市民。一人ひとりの覚悟と一人ひとりの行動力、そのエネルギーによって堺市が前に行くのかそのままなのか、すべてが決まる。これはまさに、堺市民と、自民、公明、民主、国の政党との闘いなんです。(拍手)
▼この堺から、「相乗りはノーだ」ということを、あの永田町に、いま308議席もとって調子に乗っている民主党に、ノーを突きつけなきゃいけない。例え政権与党であろうが、有権者の一票でひっくり返るんだという緊張感を、あの永田町に示さなけきゃいけないんです。(中略)皆さん、この堺市から、永田町に向かって、「楽な政治をしようと思ったらノーだ」という声を挙げようじゃありませんか。(大拍手)
事務所に居るときは、なぜか次々と来客があります。そしてきょうは、どなたからも市長選挙について聞かれました。私の答えは昨日の電話での返事と変わらないのですが、来訪される方は納得されません。「だったら、LRT計画を中止しようと言っているのは誰ですか?」、「○○候補は絶対に当選させたくないのですが、誰を選んだらいいのですか?」……。総選挙で“政権交代”を実現させた皆さんの熱気は、まだ冷めていないようです。「閉塞した政治を変えることができる。その一票を私たちは持っている」と、多くの人々が8月30日に学びました。