11月23日(月)勤労感謝の日。このところ感じていた寒さが和らいでくれました。
※11月22日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.11.23〜25》
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滋賀県草津市で開かれた「市民派合同ミーティング」に参加。嘉田由紀子知事の挨拶の後、建築家・池田武邦さんの講演「近代技術文明の落とし穴〜超高層ビルという負の遺産」を聞きました。この催しは、嘉田知事誕生の原動力となった市民運動「対話でつなごう滋賀の会」や長野市長選に市民派候補を立てて惜敗した市民グループ「新しい信濃の国」などが中心になって開催。東京や鹿児島からの参加者があったほか、地元滋賀県だけなく、福井県や愛知県の市議らの発言も聞くこともできました。
11月24日(火)「やっぱり関西よりも寒い」と感じた東京は、夜に雨となりました。
11月25日(水)朝まで続いた雨はホテルを発つころに上がり、暖かくなりました。
指定管理者制度の導入が進む東京23区の図書館について調査するため、きょうはまず足立区を訪ねました。北千住駅から中央図書館へは、徒歩約15分。「宿場町通り商店街を通って来て下さい」…。あらかじめのご連絡どおりに歩くと、旧日光街道沿いの古い家屋が残る風情ある街並みを見ることができました。
中央図書館のある建物は、区の生涯学習センターや放送大学の東京足立学習センターとの複合施設。入口で待って下さっていた議会事務局の白石さんに案内していただいて、図書館長の上遠野葉子さん(司書)、管理係主査の高橋朋子さんと面談しました。
事前にお伝えした調査事項について丁寧な説明をいただた後、同区に15ある地域館のひとつ興本図書館を見学。同館はすでに、併設の地域学習センターや隣接する体育館とともに同一の指定管理者に委ねられています。ここでは、館長の南田薫さん(司書)や受託会社責任者の西口陽介さんから、受託後の業務改善や工夫などについての話を伺うことができました。
東京での2日目の調査は、大田区立図書館です。東急池上線の洗足池駅前で、議会事務局の阿部浩昌さん、大田図書館(中央館)管理係長の川上基さん、同係指定管理者担当の市川貴義さんのお迎えを受け、洗足池図書館へ。2007年に同区が、大田図書館と建て替え休館中の1館を除く14館を一斉に指定管理者に委ねた経緯などについて説明を受けました。続いて、洗足池図書館の指定管理者である丸善鰍ェ任命した田辺勤館長(非司書)のご案内で図書館内を見学。近くに別荘跡やお墓がある勝海舟コーナー、洗足池公園に続くテラスの閲覧席などを見ました。
なおきょうは、東急池上線に乗り換える五反田駅前に、中学校時代の級友である津々見友彦さんが来てくれて昼食を共にしました。津々見さんは、日本のレーシングドライバーの草分けでもあるモータージャーナリスト。今はもっぱら自転車を愛用しているそうです。