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大綱質疑本会議が終わって一息。先日、廊下で出会った田村副市長に、「大阪府時代と比べ、堺市政はどうですか？」と話しかけたら、「政令市の議会は活発ですね…」の返事。たしかに、この３日間の質疑は、総体として熱のこもったものだったように思います。市長交代の効果は、議会での議論の活発化という点にまず表れたと言え、この空気は来週の常任委員会にも引き継がれることでしょう。今日は一日事務所に居て、来客応接。なぜか、府警二課担当の某社記者も“挨拶”に来られました。

午前中、大阪市立美術館で開催されている「生誕１２０年・小野竹喬展」を見に行きました。
午後は、金岡北中学校で行われたラグビーの交流練習試合を見学。同校ラグビー部が創設されたのは、高橋前副市長が教育長をしている頃で、「活躍ぶりをぜひ見てほしい」と言われていたものです。校長先生のお誘いで、やっと果たすことができました。

年始めにお届けする予定の「議員活動報告」（新春号）の原稿を仕上げました。予定原稿も多く、今週開催される常任委員会での質疑を経て加筆修正するつもりですが、明日から印刷所での作業が始まります。

午前中は所用で大阪市へ。午後から、常任委員会に向けてのヒアリングと資料請求に当たりました。明日は、産業環境委員会で委員外議員質問を行う予定です。

朝１０時から始まった産業環境委員会と市民人権委員会の委員外議員席に座り、その後は、議員控室に流れてくる音声放送で、審議の様子を聞いていました。産業環境委の議論は活発で、いちばん最後になった私の委員外議員質問が始まったときは午後５時を回っていました。取り上げたテーマは、９月議会の決算委員会でも「５億４千万円の無駄づかいだ」と批判した「堺市ブランド創造発信事業」のこと。私が厳しく指摘した以後の状況を確認すると、竹山新市長が就任したその日、市長の指示で契約先の業者に業務の履行中止を申し入れたそうです。また、同時に来年３月末まで契約期間を途中で解除すると通告し、履行中止までの業務の精算作業に入っていることも判明しました。市当局は年内での契約解除を目指しているようです。しかし、すでにこの４年間に注ぎ込んだ市民の税金は５億２千万円。莫大な無駄づかいの責任は、誰が負うのでしょうか。