(830)

奈良県生駒市で市長選挙が告示されました。５人の市民派議員らが応援する現職市長は、４年前、市民によるマニフェストづくりの運動が推し出した人です。当時３７歳で、４選に挑む現職市長を相手にダブルスコア（１万４千vs２万８千）で初当選。４年間、前市長らにつながる議員が多数を占める議会の抵抗を受けながら、市政改革に取り組んできました。今回の選挙は、旧体制のリベンジを担う市議、前回は候補者を立てなかった共産党系候補との三つどもえになっています。ほぼ一日、市民の手作り選挙運動に支えられる候補者と共に、生駒市の各地域をまわりました。

風が弱く体感温度は厳しくないものの、今冬の街頭活動ではいちばん気温が低かった朝、地下鉄・北花田駅�@�A出入口に立ちました。事務所に戻って打ち合わせの後、正午からご近所の方の葬儀に参列。少し遅くなりましたが、今日も生駒市長選挙の応援に入りました。

朝、中百舌鳥駅の南側で議会報告。これまでお声をかけてくださる方があまり多くなかった地下鉄�D出入口で、何人もの若い男性から激励されたと…配布ボランティアが喜んでいました。中には、「アクション日記を楽しみに読んでます」とおっしゃっる方もあったそうです。また、南海線のホームに至るエスカレーターの所では、「１枚ください」と督促される若い女性もあったとか…。夕方の堺東駅前でも話しかけて来られる方がたくさんあって、昨年３月２５日の駅前報告時にも通りかかったという高校生は、その折に撮った携帯電話の写真を見せてくれました。

そして、送信してもらった画像は、「友だちの了承をもらったので掲載してもいいですよ」と深夜にメールをくれました。なお、そのメールには「また政治について聞きたいことがあれが聞きますね」とも書き添えられています。若い人たちが政治に関心を持ち、とりわけ地域の政治に目を向けてくれるのは、とてもうれしいことです。

今日の駅前報告は休み。午前中から生駒市長選の応援で、市北部にある住宅街を選挙カーと共に回りました。この地域には古くからの知人が住居を構えています。折良く在宅しておられた鹿ノ台のＳさんは、私が桃山学院大学在職中に担当した司書講習の受講生で、１９８０年の市川房枝選挙の際、生駒入りした選挙カーを迎えていただいて以来、３０年ぶりの再会です。北大和には大学同級生で卒業後も支援を続けてくれていたＫ君の住まいがあり、Ｋ君の死後もお世話になっている奥さんにお目にかかることができました。同じ町内の並びにあるＴさん（高校時代の友人）宅は生憎お留守でしたが、郵便受けに名刺を入れて来たら携帯電話に連絡がありました。１９９３年衆院選の応援に来てくれたＴさんとは１０年ぶりくらいの会話です。