3月18日(金)今朝は2℃、昼間も10℃。東北の被災地はどんなに寒いのでしょう…
大泉小学校の卒業式に参列させていただきました。今日、同校を巣立った児童は37人(男子18人、女子19人)。1クラスだけです。また、卒業後、他の公立中学や私学への進学者があって、大泉中学校への進学は30人。「小中一貫教育」をめざすとはいうものの、はたしてこの児童・生徒数で理想の教育を達成できるのでしょうか。ともあれ、校長先生が式辞で述べた「輝くものは自分の心の中にある」「それが見つかるのはまだまだ先かもしれない」「少しずつ進歩して、よりよい自分にする」などの言葉は印象に残りました。
3月20日(日)午後から雨。被災地では夕方から冷たい雨や雪になる…との予報です。
今日もまた、挨拶まわりです。ただし、降雨が予想されたため午後は早めに切り上げました。事務所に戻ってニュースを見ていると、福島第1原発3号機の原子炉格納容器の圧力が上がり、「蒸気の外部放出を始める」という原子力保安院の発表が流れました。強い危機感を覚えましたが、今日のところは見送りになったようです。被爆の危険にさらされながら、現場で危機回避の作業に携わっておられる関係者の皆さんの奮闘が実ることを祈っています。
ところで、地震発生以来、「被災地に物資を送りたい」とのお問い合わせが寄せられるたびに、「受け入れ態勢が整うまでお待ちください」とお願いしてきました。このほど、東京と仙台の3つのNPO法人が連携して、災害支援物流ルートを構築することができたようです。食品や物資の受付は東京のNPO法人セカンドハーベストジャパンが扱っていますが、優先募集の支援品や制限がありますから、同NPO法人のホームページでご確認ください。
●やっぱり期待はずれでした…特別職報酬等審議会は「議員も市長も現在額で妥当」の答申へ
堺市特別職報酬等審議会は、今日の会議で、市長、副市長、議員、正副議長、正副委員長らの給料・報酬は「現在額でOK」との結論を出したそうです。詳しい理由は、次回(3月24日)に委員長が提案する「答申案」で明らかになるでしょうが、どうやら、「職員の平均給与が下がっているにしても、市長や議員の職責が高まっているから」ということのようです。以前にも書きましたが、団体代表が多数を占めるこの審議会の委員構成を改めなければなりません。普通の市民感覚を代弁できる人が選任されるように、「公募委員」の実現を求めます。
なお、今日は東日本大震災の発生から1週間。阪神淡路大震災を上回る犠牲者や被災者の方々、それに、炉心溶融などの深刻さがさらに増し、国際原子力事故評価尺度(INES)のレベル「5」に至った福島第一原発の事故を気にかけながら、挨拶まわりを再開しました。
3月19日(土)お天気がよく気温も上がり、戸外に出られる方が多くなったようです。
昨日に引き続いて挨拶まわり。目的地に向かうために横切った大泉緑地では、バーベキューなど野外活動を楽しむファミリーが増えています。大震災がなければ、被災者の皆さんもきっと家族の団らんの中にいらっしゃたはずです。地震被害に加え、放射能災害が人々の平和な暮らしを奪いました。何としても、原発からの放射線漏出を止めなければなりません。
ところで、先日、原発事故の解説メールを発信してくださった小出裕章さん(京大原子炉実験所助教)が、ビデオニュース・ドットコムの電話インタビューに応えて、話しておられます。
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