地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口で議会報告。いつもながらこの場所では、比較的若い層の方たちからたくさんエールをいただきます。終了後、登庁して大都市行財政制度調査特別委員会の研修会に出席。講師は公益財団法人地方自治総合研究所の菅原敏夫さんで、大阪都構想が実現すれば必然となる「都区財政調整制度」に関するお話を聞きました。自治総研は1974年に自治労が設立した研究機関ですが、菅原さんはさすがに手厳しく、「大阪で都区財政をやるべきではない」と断言。1963年の最高裁判決を紹介しながら、「大阪都になったと同時に違憲状態になる」とも指摘されました。維新の会議員がどのように反論するか、講演後の質疑応答に注目しましたが、かみ合う議論の展開はなかったようです。
10月16日(火)今日の最高気温は26℃。湿度を感じないさわやかな秋晴れです。
10月15日(月)天気は回復して一日晴れていました。そして気温は、また25℃の夏日…
●「堺市の分割」を鮮明にしない維新の会堺市議団
実は、昨日の議会報告会でも、参加された市民から「市長は堺市の分割は必要なしと言っているが、市議会としてはいつごろ意思を明確にするのか」との質問がありました。これに対して、維新の会の議員が「今後、どのように議論の展開になるか注目してほしい」と答弁。あまりにも他人事のような言い方なので、私が立って「維新の会は、あるときは『分割する』と言い、またあるときは『分割するなどと言ったことはない』と発言している」と補足しました。
●区別参加者数のトップは北区
ところで、議会報告会に参加された市民67人の区別内訳は、北区21、堺区20、南区13、美原区4、中区3、西区3、東区2、不明1でした。私の「議員活動報告」でのご案内の成果が出たかどうかは定かでありませんが、北区の皆さんに関心をお持ちいただけて何よりでした。
以前からご相談を受けている美原区の斜面崩壊について、被害に遭われた住民の方が事務所に来られました。ご自身で災害専門家などに相談された結果をお持ちになったので、市役所まで同行していただいて開発調整部や危機管理室と協議。また、崩壊現場に接する市道を管理する土木部北部地域整備事務所にも足を運びました。今のところ台風の直撃もなく、二次的な被災は免れているようですが、現場の安全確保や一日も早い復旧をめざし、行政の抜かりない対応が求められます。